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コロナ禍、実家で仕事ができてしまうからこそ、考えていること

こんにちは!前回の投稿(2月18日時点)から、だいぶ間が開いてしまいました。世界全体を巻き込む大きな変化:コロナウイルスの流行により、わたしの仕事や働き方も、もれなく大きな影響を受け、ストップしたところと加速したところと両方出てきました。その中で、今、どうしたものか、結論が出せず考えていることを、つらつらと書いてみようと思います。

(1)サラリーマンとしての変化

コロナウイルスの流行に伴い、わたしが勤務している企業では、マスク着用や出張・懇親会の自粛といった一般的な予防対策にはじまり、「テレワーク推奨」から「原則テレワーク」へ働き方改革の加速を伴う「ソーシャルデイズタンスを保った事業継続」と、国の方針に合わせて柔軟に企業方針を変更してきました。現在でも従業員のほどんどがテレワークを選択し、段階的に出社率の上限を上げている状況です。

サラリーマンをしながら起業を目指す、わたしはと申しますと、2月末から徐々に在宅勤務にシフトし、3月中旬から完全に在宅勤務に。以降、現在(6月20日)時点に至るまで1・2回ほどの出社で仕事ができてしまっています!(*^^)v アフター5が充実して、考える時間・活動する時間が増えたなあと実感しています。

本業である経営企画の中で、私の担当は健康経営・働き方改革、および、SDGs/ESG投資の企画・推進です。情報収集・調査をして要点をまとめ、企画のたたき台を作って、チームでブレストしたり、議論しながら企画をブラッシュアップ、というプロセスで進めるのが基本です。働き方改革はじめ、企画のほとんどは「組織や会社がより良くなるための仕事」であり、複数の部署が連携して進めます。

複数部署が連携して議案を進めていると、部署Aと部署Bの間に「それまでなかったけれど、取り組んだ方が良い、新しい仕事」が生まれます。打ち合わせの際は、相手も自分もお互いに、様子を伺いながら対話を重ねて合意形成をしていました。なぜなら、大体が「当社で初めての試み」という場合ばかりなので、人事に頼んでいいことなのか、総務に頼んだ方がいいのか、情報システム部門なのか、はたまた現場の意見を聞いてから進めるべきなのか、探り探り、本当に手探りだから、企画の一言一言に各人がどんな反応を示すのかが、とても重要なのです。

特に、私は大体の会合において、最年少で役職のない唯一のメンバーという状況が多くありました。失礼がないように、筋は通っているか確認しながら、でも最低限ここまでできないと目指す姿に到達しなきゃいけないから、伝えるべきことは伝えないといけない。

コロナ前まで「対面じゃないとできない」と思っていました。

でも、いまやこういった仕事のほとんどが、Wifiとパソコンがあれば完結してしまうことがわかってしまいました。空中戦にならないように準備さえしっかり整えておけば、オンライン会議でできてしまっています。

文明の利器って尊い(笑)

オンライン会議での合意形成はめちゃくちゃ疲れますが、なんとかなるもんですね。ただ、新人さんには難しいかもしれません( ;∀;)その話はまた別の機会に書こうと思います。

(2)私生活の変化

3月上旬、父から「2か月後、心臓の手術をすることになったよ」と連絡がありました。心臓が悪いなんて聞いたことがなかったので、いきなり手術というパワーワードにびっくり驚きました。人生初めての手術ということで、なんだか不安そうでした。そうか、手術かあ。お父さん今年で65歳だもんね。

そこで、隔週水曜日の夜20時から、LINEでグループ電話をすることにしました。父と妹たちと、3~4人で顔を合わせて近況報告や相談をする時間を設けました。最初は週に1回と思ったのですが、やってみると週1は多いw 5月下旬の手術まで、なんとなくゆる~と続きました。普段なら帰宅したり、晩御飯の準備をしたりの真っ最中の時間帯。在宅勤務の真っ最中でしたので、仕事を終わらせて、御飯を食べてから、ビールを飲みながら話ができました。

手術は無事成功!ほっとしてグループ電話も、なんとなく実施しなくなりました。6月に入って、緊急事態宣言や自粛要請が緩和され、出社したり、友人と距離を保ちながら会ってお話しする機会をつくるようになり、アフター5が忙しくなったのも理由の一つです。

2週間後「お元気ですか~?」と連絡すると、容体があまりよくなく、電気ショック治療を2回も受けたと・・・!何それ!全然よくなってないじゃん!!健康を害してしまっては、会社を設立することはもちろん、日常生活を自立して営むこともできなくなってしまいます。足腰が弱る前に、早いうちに何とか持ち直さないと。私が役に立てることは・・・

うーん。。

自宅で仕事ができるんだったら、きっと実家でもできる。

じゃあ、天草で働こう。お父さんと生活してみよう。健康は、日常生活の積み重ね。どんな日常を過ごしているのかにより、身体とココロは変化する。日常生活はオンラインで把握するのは難しいけど、仕事はオンラインでできる。私にとって一番大切なのは、家族が元気でいること。家族が元気なら、何の気兼ねもなく、どんなに辛いことがあっても最後まで仕事ができます。

上長に状況を相談したところ、1~2週間の実家テレワークを快諾してくださいました!(本当に感謝しています!!!)まずは1週間やってみて、継続できるかどうか、試してみようと思い、今週1週間やってみました。

(3)結果、今、考えていること

予想通り、何の不自由もなく、いつも通り仕事ができてしまいました(笑)1-2週間やってみようと思ってやってみたのですが、これはもしかしたら、1か月のうち3週間天草で暮らして、1週間東京で暮らす、などという多拠点生活が成立するかもしれません。というか、絶対できる(笑)

帰ってきてみたら、拍子抜けするくらい父は元気で、「騙された!」と思いました(笑)節々で、これからの生活への想いや、不安な心境を語ってくれました。なるほどなあ。1週間くらいの帰省では見えないこと、わからないことも、きっとあるんだろうなあと思いました。一方で、健康長寿の三本柱【運動・栄養・社会参加】のうち、【運動・社会参加】の頻度がとても低い実態も見えてきました。

田舎生活は、車での移動が基本です。都会なら歩く距離も、ほんとうにちょっとの移動も車を使うのが「当たり前」。ギャップを実感したのは、昼休みにランチを食べに行ったとき。私は運転免許を持っていないので、父の車で定食屋に連れて行ってもらいました。なんとなく帰りは歩いてみたところ、その距離500m、約15分の距離です。えー!こんなに近いの!?歩こうよwだから運動不足なんだよwと、笑ってしまいましたが、父からすれば歩いて帰る私の感覚の方が奇妙にうつったようで、歩くって朝夜散歩することでしょ?と言わんばかりの顔。。。。( ゚Д゚)マジカ 車での移動が基本なので、偶発的な社会的接触(ちょっとした会話や出逢い)が少なくなる、とも考えられます。

これは、、、このままでは、心身の余力がなくなり、自立度が下がる、介護手前の状況、所謂「フレイル」状態になってしまう。私には、課題を発見して解決策を提示するチカラがあるんだから。父の元気に貢献したい。

だとしたら。新しい生き方・働き方を、構築しよう。もちろん、会社にご迷惑をおかけしないよう、今まで以上に綿密に計画を立てて、成果のクオリティを落とさず、高めながら。

できるかな?わからないけど、やってみよう。まず、相談してみよう、相談する前に私が実現したい「新しい生き方・働き方」を紙に落としてみよう。

という、いつもやってることに戻る(笑)現時点では、結論が出てないんです。「新しい生き方・働き方」って何でしょうね。本やネットでは、多様な立場の方がニュー・ノーマルを提言していて、withコロナ社会の生き方が刻一刻とリアルになってきている気がします。でも、実際「生きる」のは、「働く」のは、一人ひとりの「わたし」であって、「あなた」なので、誰かに言われて、とかではなく一人ひとりが「新しい生き方・働き方」を状況に応じて、模索しながら選択していくしかないんだと思います。

図らずも、私はこういう状況なので。支えてくださる周りの方と、私自身のHappyにつながる行動は、そして今だからできる行動は、何だろうな~と、模索してみようと思います。父との起業に向けた準備は、止まってしまってたので、ぼちぼち、再スタートさせますよ!

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます^^これから、発信を再スタートします。どうぞ、これからの模索の日々を、温かい目で見守っていただけると、たまにコメントいただけると、とっても嬉しいです!宜しくお願いします!

何より天草の刺身は最高!(笑)(終わってないんかいw)めちゃくちゃ美味しいです(笑)もりもり食べて、てきぱき動いて、前進していきましょう~^^

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