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同居離婚の赤裸々な実態②

※今日は、お金の話に絞っています。
※長文です。



元夫は自営業。
月の収入額にかなりの波がある。
多い月に残しておいて、少ない月に出して使う。
そうやって10年くらいやってきた。


今は亡き義両親から引き継いだ形なんだけど、私は帳簿上は“従業員”で、税法上では扶養を抜けていた。(青色専従者という制度)
私に支払われている(というテイの)給料を経費として計上し、節税をしていた。
ただし、その実態は無職の専業主婦。
私は元夫に養われていた。
無収入、家事育児は99%私。


元夫は浪費家で、収入が多い月には「ある時じゃないと使えないから」と、どんどん使ってしまう。
内訳は、タバコとお酒と買い食い。
お小遣いがなくなると追加を要求。
断ると、ふてくされて仕事に行かなくなってしまう。
その上「よし、来月から自分の金は自分で払うことにしよう!😏」と無理なことを言い出して虐めるので、仕方なく銀行から下ろしてきて渡した。
月にトータル10万の小遣いが、元夫に注がれていた。


5年ほど前から家計が徐々に立ち行かなくなり、お金でも、お金以外でも喧嘩が増えた。
都合が悪くなると「無職」というワードを出してきて、無職であることに負い目のある私を黙らせる。


4年前、子どもたちが2人とも小学生になったのもあり、私は家の青色専従者をやめて、今のパートを始めた(扶養内)。
給料の7割〜10割を家計に入れたけど、家計の傾きは止まらない。
足らない月は元夫が義両親から相続した定期預金を切り崩し、私の独身時代の貯金もほとんど家計に入れた(これは私への借金として今は返済中)。
それでも、ダメだった。

1年前、私は扶養を抜けた。
勤務時間と日数を増やして、月に何万かは収入が増えたけど、時給で働くパートでは焼け石に水のような感じ。

お金のことだけではなく、なんやかんやあり、私達は半年前に離婚した。
ただ、家のローンのこともあり、一緒に暮らしている。


離婚後、私の小言もなくなり、生活費(食費と雑費)を私に渡して、私への借金を少しずつ返し、引き落としの分を銀行に残しておけば、あとは自由にお金を出し入れできるようになった元夫。

ある時、リビングの机にピラリと置いてあったクレジットカードの利用明細を何気なく覗いたら、ひと月に20万近く使っていた。

恐怖を感じたけど、自分の収入の中でやっていることなら赤の他人である私が口出しすることではない。
引き落とし分と、生活費だけちゃんとしてもらえればいい。
借金も、少しずつ返してもらえればいい。

ところが、なけなしの定期預金にも手を付け始めていることが発覚。

ほんと、どうしようもない奴。。。


カードの利用明細を見た時は、「家のローンが引き落とせなくなったら、この家に住めなくなるかもしれない…」と震えるほどだったけれど、今では、気持ちの針は振りきれた。

「その時はアパートを借りて母子3人で暮せばいいんだから!」
「そのためにも社員になる!絶対にやるんだ!」


来年の試験のために、毎朝30分だけど勉強をしている。
なんとしても一発で合格して調理師免許をとる。


先日に井戸が壊れた時、折半することになった修理代の18万を下ろしてきて元夫にポンと渡した時は、お金を惜しむ気持ちもあったけど、同時に清々しかった。
自分のぶんの20万をどこから下ろしてこようかとオロオロしている様子の元夫を見て、すごーく意地悪な気持ちにもなった。

(こんな心の黒い私にはいつかバチがあたるのかもしれない)



今の私の収入は、普通なら離婚なんてできないくらいに少なくて、貯金するどころではないけれど…
とにかく一生懸命に真面目に働いて、頂いた給料はちょっとは自分の楽しみのために使って、自分を可愛くするためにも使って。
もう元夫からの無職いじめもないし、にこにこ元気に、前向きに生きるだけ。
そしてたまには好きな人に会って、デートしたり、セックスしたりする。


私、離婚する前より、ずっと幸せになっていると思うんだ。
いつまでも、この幸せを続けていけますように。

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