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青春コンプレックス

現在24歳、3月に25歳になりアラサーという枠にぶち込まれてしまう訳だが、私はこんな歳になっても未だ青春コンプレックスを拗らせている女版秋元康だ。

・青春コンプレックスとは(Google先生より)
学生時代に遊びや恋愛、部活、行事を頑張り切れなかった人達が大人になって負い目を感じてしまう精神状態。 早い話が青春に強い未練のある状態


JKを経験済みの私からすると、正直【青春】という言葉を聞いて想像できるような青く爽やかでキラキラしたものは、実際の学生生活にはほぼ無く、こんなもんかとほとんどの人が感じる程度のものだと思うが、それを分かってても人々が青春というものに若さゆえの幻想を詰め込んで神格化している気がする。

私も実際そうで、今急にJK時代に戻ったとしてもたいしたことはせず同じような日常を送るんだろうと思う。だけどもう二度と戻れない、味わうことが出来ないからこそもっとこうしていれば、、こんな恋をしていたら、、友達ともっと高校生にしか出来ないことをしていれば、、部活や学校行事を全力でしていれば、、と思い続けている。

俺も私もそんなにキラキラした青春送ってないよ(笑)と思っている人もいるかと思うが、今現在青春コンプレックスを抱いていない時点でドラマのような事はなくとも満足に値する青春を過ごせたんだと思います。羨ましいです。

じゃあどんなことをできていたら満足出来たんだよ!?と考えてみたけど、先程言ったように部活や諸々もっと全力でやっていたら良かったのかも、、?という曖昧な感じで、コレをやっていたら、満足できていて青春コンプレックスを抱えたまま大人にならなかったです!というハッキリしたものは思い浮かばなかった。

学生時代に青春を謳歌しなかったというコンプレックスもあり、それとは別で青春というワードから連想できるものに対しての強い憧れ、どちらもあっての今の状態なのでしょう。
こればっかりはどうしようも出来ない。

秋元康はきっと自分が味わうことの出来なかった、若くてフレッシュで輝かしい学生時代の瞬間をAKBや坂道アイドルに託して彼女たち越しに''それ''を見ているんだろうなと。気持ちが分かる気がする。

何年か前欅坂46にかなりハマっていた時があった。
日向坂と乃木坂もちょくちょく聴いていたんだけど、可愛い女の子たちを見てるのが楽しい〜♡という感覚ではなく、自分が頑張っても手に入らない青春を彼女たちが表現してくれているその姿に感動していた感じがあり、どちらかと言うとわたしはおじさんオタク達と近い感覚でいた気がする。

裸足で浜辺を走る少女たち、制服で大人への不満を歌う未熟さ、潔白さの象徴のような真っ白の衣装で踊る姿、そういうものに学生ならではの未完成さや儚さを見出して、鼻で笑いながらも心の中ではグッッときていました、、いましたね。

最近はオシャレ笑な音楽に目覚めているので音楽の趣味かっこいいねと言って貰えることがよくあるんだがそういう音楽を聴きつつも、心のどこかで青春コンプレックスを刺激してくるような曲や歌詞にこそ本当は心を動かされている気がする。

アイドルで感動してると言うと一定数、
子供っぽい、浅い、ダサいと感じる人がいると思うんだけど、そういう意見を聞くと、
うるさいッッッ!!!!!お前たちワァ!!!!なんにも分かってないッッッッッ!!!!!っ!!!!!!!!!!!!

と心の中の康が両手グーで机叩きながらバカデカボイス発狂してしまう。


アイドルももちろんだけど、レミオロメン3月9日とか奥華子変わらないものとか聴いても同じ気持ちになる。記憶にないはずの思い出が心の中をよぎる。

近頃は高校生が文化祭で演奏してみたみたいな動画をYouTubeで見たり、学校帰りっぽい学生たちの集団とすれ違う度に 素晴らしい、、、、、、、
この瞬間は君達にとって永遠の瞬間となるんだろうね、、、、私の分まで青春を楽しんでくれ、、、とか思ってる。私は誰なんだマジで


全ての現役青春生達が青春を悔いなく(どんな形であれ)謳歌できることを願って。泣


〆に最近一番好きなツイートを勝手に貼って終了とする。

ご清聴ありがとうございました。
破綻

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