見出し画像

ヒトの遺伝子的な寿命は約40歳だそうです。
医療の無い狩猟生活をしていたような時代ではヒトは40歳くらいで亡くなっていました。
かなり時が進んでもそれはあまり変わらず、織田信長の時代でも『人生50年』と謳われてます。戦後になってやっと50歳の壁を越え、そこから一気に伸びてきました。

よく『昔の人は身体のあちこちの痛みを訴えなかった』とか『みんな元気な人ばかりやった』と言う年配の方の話を聞きますが、ほとんどの方はその話をする年配の方より若くして亡くなっています。

20歳がピーク

若い頃は一晩徹夜してもなんともなかったり、朝まで飲み歩いてそのまま出勤出来てたのが、ある年齢を境に急に衰えてくると言う経験ありますよね。

ヒトの身体のピークは20歳。
20歳を過ぎると後は下り坂しかありません。
ただ20代のうちは、それまでの貯筋があるので下り坂はとても緩やかなもので気にもならないかもしれません。

しかし30歳を過ぎたあたりから、だんだんと下り勾配がキツくなってきます。
20歳までに貯めた貯筋を切り崩して来たのが30歳辺りで使い果たされます。

ここからは身体の中でシビアな仕分け会議が行われ、仕事をしていない筋肉からバシバシと落とされていく。

35歳辺りから下り坂は加速していき、40歳辺りからは必要な筋肉までもが削ぎ落とされていくようになり
下り坂と言うよりは崖になってくる。

この下り坂を緩やかにする為には運動して筋肉を落とさないようにする必要があり、年齢重ねるほどに筋トレの重要性が増してきます。

筋肉とともに関節の軟骨や靭帯も衰えていくので、筋肉を育てようと負荷を強くかけると『関節軟骨が削れる』や『靭帯を傷めた』と言う事が起こる可能性もあり、がむしゃらにやれば良いわけでもありません。

ほっといても一晩寝れば治るというのは10代までです。
身体は替えパーツの無い消耗品なのでは、身体の声を聞き、運動と同等の気持ちをメンテナンスにも向ける必要があります。

現代の日本人の平均寿命は男性が81歳、女性では87歳。
ピークを過ぎてから60年近くも付き合わないといけないので早いうちから運動習慣をつけて下り坂をできるだけ緩やかなものにしていきましょう!

整体、コンディショニング、スポーツトレーニング、パーソナルトレーニングなどのご依頼はSNSのDMで。


サポートいただけるとますますやる気が出ます。 気に入ったら、今後の活動を活発にさせる手助けをお願いします。