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苗を買うタイミングはいつがおすすめ?【結論: 野菜によって異なる】

5月上旬、ゴールデンウィークを境に夏野菜の苗が店頭に並びます。

すぐに畑へ植える予定はなくても

さまざまな種類の苗を見るとつい欲しくなってしまうもの。そこで、

「苗を買うタイミングはいつがいいの?」と、気になったので、

経験と失敗談をもとに、まとめてみました。


苗を買うタイミングは種類によって異なる

基本的には、畑に植える前日頃に苗を買うのがベストです。

ただし、人気の苗はすぐに売り切れる可能性があるので

種類によっては早めに買っておく必要があります。


近所のホームセンターを参考に、

苗を買うタイミングを以下にまとめてみました。

植える直前に買える苗

·なす
·トマト
·ミニトマト
·きゅうり
·えだまめ
·シソ
·ズッキーニ
など

これらの特徴は、需要があるいつでも手には要る苗

どの家庭でも植えたがる苗は、

5月中旬を過ぎても売られていました。


一方で、早めに買うべき苗はこちら。

売り出されたら早めに買うべき苗

·カボチャ
·パプリカ
·ピーマン
·夕顔
·生姜
·バジル
·唐辛子
など

万人が植える野菜ではないけれど、

珍しくて、人気の高い野菜

時期が過ぎるとすぐに売り切れになっていました。

ただ、最寄りの販売所によって傾向は異なるので、チェックしてみてください。


苗を早く買いすぎて後悔した話

苗を変えることが嬉しくて

店頭で売られてから私はすぐに買いました。


しかし、苗を買ってから植えるまでの期間は

ベランダや庭などで、こまめに管理しなければいけないので

かなり大変な思いをしました。

具体的な例は、こちら。

苗を早く買ったために困ったこと

○日当たりが悪い場所で保管すると苗が腐ってしまう

○場所が狭いと、苗と苗の間隔が狭いため、病気が感染しやすい

○ポットなので水やりはほぼ毎日必要

○水はけが悪いとカビが生えやすいため、毎日天気の確認は必須

狭い場所や、日当たりの悪い場所で保管する場合、

畑に植えるまで元気な状態を保つのが大変です。


たとえば、ポットは狭い環境なので、ほぼ毎日水やりが必要でした。

ただし、ベランダの風通しが悪いと、

水分量によってはカビが生えてしまうので、

毎日天気を見たり、土を触ったりしながら

個々の植物に合った水やりをしなければなりません。


具体的なイメージを持つためにも

実際の失敗談も見ていきましょう。


早く買いすぎて失敗した野菜の苗

植える時期よりも早く買いすぎて

失敗した苗がいくつかあります。

きゅうり

まずは、きゅうり。

購入した当初は、シミのないきれいな緑色の葉っぱをしていました。


しかし、一日だけ水やりを怠った日には、

乾燥したうえ、日当たりが悪い場所だったので、

葉っぱに白いカビの「うどんこ病」が現れます。


はじめは双葉の部分に現れていたカビが

気づけば他の葉っぱにも感染していました。


うどんこ病に効く殺虫剤をかけて対処しましたが、

その後も治る気配がありませんでした。


畑に苗を植えてからは、

白い斑点は残ったままですが、

全体に広がる様子はなく

幸いにも元気に育っています。


トマト

トマトを購入した当初は、

きゅうりと同様に葉っぱにシミが見られませんでした。


生き生きと生い茂るトマトの葉っぱでしたが、

気づけば葉っぱに白い斑点が…!


さらには

初めは少ししか見られなかった白い斑点でも、

時間が経つにつれて増えていき

ついには他のトマトの苗にも

病気が移ってしまいました。

狭いベランダで

複数のトマトの苗にを育てていたので、

感染するスピードが思ったより早かったようです。


なす

なすの苗は、ピンと張った元気なものを選んで買いました。


ベランダで育てていると

ある日、風の強い日がありました。

ピンと背筋の伸びた苗を選んだのですが、

風に揺られたストレスで

気づけば弱々しい姿に変わっていました。

せめて、割りばしや竹などで

支柱代わりに立ててあげれば良かったです。

畑に植えてからも同じですが

苗がか弱い時期だからこそ

強風には十分に注意する必要があります。


まとめ

畑に苗を植えるまでの保管場所が

日当たりと風通しが悪く

広さが十分でない場合は、

管理が難しいため

畑に植える前日頃に苗を買うのがベストです。


ただし、珍しい種類や人気の苗は

販売されてすぐに無くなる可能性があるので

前もって購入しておくと安心です。

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