ペンギンファーム

「はたけ会議、はじめます。」

はじめまして、「はたけ会議」です。

名古屋で「食」について、わりと本気で、ガチンコで向き合っています。「食べる」って奥が深いですよね。本気でやると、種まき、むしろ「それを食べたいから、種をとる」というところから始まってきたりします。

1.はたけ会議とは

「畑」を起点に拡がるムーヴメント。名古屋駅西ビッグカメラからわずか11kmにある「都市型」の畑です。

土を耕し、種を蒔く。
水をやり、収穫をする。
植物の命を断ち、いただく。
種を採り、循環させる。

「食べる」ことが「生きる」ことをダイレクトに感じてもらいたい。
「おいしさ」とはいのちのやりとりであることを体験してもらいたい。
その生命は、また循環し、続いていく。私たちもその循環の一部だということを受け取ってもらいたい。あらゆるものを実感しにくい世の中で、真剣に「いのち」と向き合う場所をつくります。

2.運営メンバー

toricafe

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名古屋市中村区でイタリアンカフェを営業。あらゆる食材、調味料などを「本物」にこだわり、高品質なものを提供する。自分が食べたいもの、次世代に残したい料理を追求した結果、なぜかそこらの農家よりも真剣に畑と向き合う日々が始まってしまった。ヘッドライトつけながらの種まきなら余裕です。

とるたべる

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南知多町で「FARM Chihiro-ck(ファームチヒロック)」という農園を運営しながら、「おいしいを、掘り起こそう。」というスローガンで、希少品種の栽培や農業体験、マルシェ出店などを行っている。より多くの人に畑と関わる時間を増やしてもらうことが目標。


3.なぜ「はたけ会議」なのか

ぼくらは職業がら、「食べる」ということと、「おいしい」ということについて普段から、わりと真剣に考えあっています。

過去にはこのようなイベントも行いました。

toricafe✕長九郎農園《トマト料理を、農家と、シェフと。〜「おいしい。」の再発見〜》

世の中がどんどん「効率化、効率化」に進んでいます。
「無駄を省く」ということが時代の価値となっています。
そんな中であらゆる情報や雑音は削除されてきています。

でも、いつもふと思います。
「これって本当に”無駄”なのかな。」

野菜は、4つの要素、水、空気、光、ミネラルがあれば育ちます。
では、それ以外のものはすべて無駄でしょうか
土は、風は、昆虫や鳥たちは。

言ってみれば、スーパーの「野菜」はこういった情報を
すべてカットし、「見た目」「価格」のみで提供しています。
実際に、何を受け取って良いのか、受け取りようが無いのです。

その現代社会の言う「無駄」の中にこそ
本当の「豊かさ」があるとぼくらは心の底から信じています。

スーパーに並んでいる、ダイコンやコマツナ、
キャベツにニンジン。

これらはすべて種からできています。
早いものでも1ヶ月。長ければ、半年、1年、2年と
かかる野菜もあります。

今わたしたちが生きている世の中で、
「食べたい!」と思ってから1ヶ月以上も待たなくてはいけないような状況は、ほとんどありません。
欲しいときに欲しい物が手に入る時代です。

ここではあえてその「無駄」「不便」を楽しみましょう。
そこに豊かさのすべてが詰まっています。

ただ、こういった楽しみを経験できる機会が圧倒的に少ないのが現実。
私たちはそこに危機感を持ちました。

「もっと、みんなで畑を楽しむことが絶対にできるはず」

そう思ったのが今回の「はたけ会議」発足のきっかけです。
今回の「はたけ会議」では、こうした価値観を共有できる
仲間を増やしたいな、ともっとみんなで敷居を低く農業を楽しめる場をつくりたいと思っています。

4.はたけ会議ででしかできないこと

私は普段、農業をやっています。また、その思いを共有したいと思い「農業体験」を不定期に開催しています。しかし、この「農業」「農業体験」では、表現できないのが先ほども書いた「無駄」「不便」の部分なんです。農業もいまや「いかに工業的であるか」が重要で、徹底的なムダの削減に向けて日々農家たちは切磋琢磨しています。自分もまたその一人です。

規格の揃わない野菜は捨てられる、もしくは値下げされる。虫がついた野菜は廃棄。生産効率、秀品率を高めるためのビニール資材や被覆資材の利用。トラクタやビニールハウス、軽トラに肥料資材。あらゆる手を使って、野菜を、より規格的に、高品質に、少ないロスでつくる努力をするのが農家です。

その、「良い野菜をつくる」という使命に燃えている農家の姿に感動し、尊敬しつつも、どこかもう一方で、「野菜の価値はこれだけではないはず」ともがく自分もいます。見た目や価格意外の、もっと違う部分で野菜の価値を出したい、とずっと考えてきました。しかし、野菜の生産で売上を上げていく以上はこの「効率」のレールから外れることはどうしてもできませんでした。

今回のこの「はたけ会議」では、その悔しさと徹底的に向き合います。野菜づくりって、絶対に「効率」だけでは無いんです。種をまき、芽が出て、実がなり、花が咲き、種をつける。その種をまた蒔く。こんな経験を、人類が農耕を始めた1万年ほど前から脈々と続けてきたわけです。経済的な野菜づくりではなく、本来の人類と野菜との関わりを真剣に見つめ直す、そんなことをまじめに実行できる"はたけ"でありたいと考えています。これは、今回の「はたけ会議」のような採算度外視で真剣に食と向き合ったチームが運営する畑でしかなし得ないと考えています。


5.シェア農園「はたけ会議」

このシェア農園の一番の強みは
プロの農家と、プロのシェフが運営しているということ。
いわば、野菜の生育から、それを食べるところまでを
日々真剣に考えているメンバー。

みんなで楽しく、でも真剣に。
「おいしさ」を楽しみ尽くしていきましょう。

今回はみんなで一緒に種まきから行います。

種が芽を出す瞬間とかってほんとに感動的だったりします。
もちろん、その様子も随時グループ内でシェアしていきます。

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6.プラン詳細

料金は1世帯50000円(税別)/年間
年間に30〜50品目を育てます。
イメージとしては、月に5000円出費しているお野菜代を、
自分たちの育てた野菜でまかなっちゃいましょう、というのを目指します。
もちろん、自分たちの畑となるので、いつ畑に来ていただいても構いませんが、月に2回、第2、第4土曜日を「全体作業日」として設けて、みなで作業


「はたけ会議の詳細について」

説明会の動画も取りましたのでこちらもぜひ。

ではみなさん、ちょっと人生にワクワクを取り戻しに行きましょう。はたけ会議、とるたべるのスギヤマでした。


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