経営者は直観も、運も才能のうち?
前回の記事で、米精神科医であるジュディス・オルロフ医学博士が、2022年の大学世界ランキング3位、スタンフォード大学のビジネススクールで直観をビジネスに活用する『戦術的技術』を教えるプログラムを紹介していることを書きました。
私はこれを読んだとき、「そうなの?どういうこと?」と思って、スタンフォードのwebをさっそくチェックしてみました。
こう言う話をするにあたって、多角的な視点で検証したいほうなので、英会話の先生と、これを題材にディスカッションをしました。
今回は、その時にいろいろ飛び出した、少しゴシッピーな内容も含むけれども、私が面白いなと思った点をビジネス目線でお話しするこぼれ話、スピンオフです。
直観はインスピレーションじゃないんだ!?
さて、私たちは直観をインスピレーションと訳しがちですが、この場合の直観は、intuition と言う言葉で言い表されます。
それで、先生にインスピレーションとインチュイションの表現の違いを聞いてみたところ、インスピレーションはポジティブな表現にしか使わないけれど、インチュイションはいいことも悪いことも含んで、例えば、「ダンナが浮気してるみたいなのよね」みたいな女の勘。この勘を表現する時に使う、ような感じだそうです。
ご興味のある方は[Stanford Graduate School of Business intuition]で検索してみていただきたいのですが、当然ながら、「直観だけに頼るリーダーになれ」と言っているわけではなくて、Analytical and intuitive leaders「分析的かつ直観的リーダー」の育成をしています、と言った感じです。
スタンフォード大卒・元アップル社上級副社長の講演ビデオ
その上で話を進めますが、見てますと【2014年人気のビジネス動画10選】なるものがありました。
その7番目にRon Johnsonさんが「自分の想像力と直観を信じなさい」と言うタイトルで講演をしています。
話しがズレますが、ビデオの中でアマンダさんと言う女性が聞き手となっておられますが、このかたはスタンフォードでMBAを2014年に取得されているようです。
世の中は全く不条理ですよね。
お綺麗な上に頭もいいとは!
まぁ、富のあるところにはすべてが集まってくるのもまた世の常なので、持ってる人はなんでも持ってるものです。
さて私が疎いため、こんなことも知らないの?
と驚かれるかも知れませんが、スタンフォードはハーバードと追いつけ追い越せでランキングを争ってるようですね。
講演者であるジョンソンさんはハーバードでMBAを取得されています。
元アップルのマーチャンダイジング担当シニア・バイスプレジデント(上級副社長)としてスティーブ・ジョブズと一緒に働いていた時のことも動画の中で語られています。
そんな世界最高峰のビジネススクールの講演で語られた、
戦略的ビジネススキル「直観」について等々、なんでもごく普通の私が、講演の内容を拝聴していたところ、いくつか疑問点がわいたので、そこを率直に英会話の先生に聞いてみたところ、意外と奥深かったのでした。
ですが、ここから私たちが話す内容は、ビジネス系だけど、ゴシッピーなノリで話す女子トークも含まれていることをあらかじめご了承いただきつつ、読み進めていただければと思います。
こちらの動画を元にお話を進めてまいります。
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