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好きを仕事に! 私が「はたふり」で成し遂げたいこと

こんにちは、ぶんぶくデス。
今回は「おすすめの地域×わたしの仕事」をテーマに書かせて頂きます。
早速ですが、まずは“おすすめ地域”の紹介から!

<目次>
■私のおすすめ“笠間”!
■“笠間”の思い出
■いつか一緒に・・・

■私のおすすめ“笠間”!
今回、私がおすすめしたいのは、茨城県の“笠間”です。
笠間には“笠間焼”という陶磁器があります。
これが良いのです!
派手さがある訳ではないのですが、生活にすっと馴染むような魅力があります。
もう少し詳しく“笠間焼”を説明しますと、


笠間焼(かさまやき)は、茨城県笠間市周辺で作られている陶磁器です。
日本三大稲荷の一つである笠間稲荷神社の参拝みやげとして古くから用いられてきました。
笠間焼の特徴は、粘りがあり細かい粒子の蛙目粘土(がいろめねんど)で作られる丈夫な仕上がりです。

丈夫なうえに汚れにも強く、水がめや茶壺など台所用品をはじめ日常で使用する雑器などに多く使われています。
蛙目粘土は鉄分多く含み素地が焼き上がり後に褐色化するため、端正な絵付けよりも、釉薬(ゆうやく)の「流し掛け」や「重ね描き」などの装飾技法が用いられています。

多種多様な装飾技法に加え産地に自由な風土があり、伝統や格式にはまらない陶芸家それぞれの個性を表現できるところも笠間焼の魅力です。
                       ❞
引用:KOGEI JAPAN
 (https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/kasamayaki/)

どうでしょうか?
 “笠間焼”の魅力、伝わりましたか?

■“笠間”の思い出
私は工芸が好きです。
特に作り手のぬくもりを感じるものや、時を重ねてきた技術に引き込まれます。
旅行をすると、その地域の工芸品を求めて工房・工場によくお邪魔をします。
(注意:一般開放している工房・工場です)

笠間にも、笠間焼の窯元に興味があり、初めて伺いました。
笠間焼の窯元は、民家の中に溶け込んで点在しています。


出典:Google MAP

訪れた日はちょっと天気が不安定で、雨が降ったり・やんだりしていました。
しかしながら、気温的には、色々見て周るのに最適な気候でした。

いくつか周っていると、ある窯元に着きました。
そして、そこで出会ったのが、このコーヒーカップです。

機械では絶対作らないような、良い意味で工作をしているような、
そんな感じが一目で気に入りました。

このコーヒーカップを含め、いくつか購入させて頂き窯元を出ると、
少し雨が強くなっていました。
雨が少し弱まるまで、外の屋根の下で雨宿りをさせてもらっていると、
窯元のお母様が声を掛けて下さいました。
『あんな不格好なものを買って頂いて、すみません。』
そして、
『良かったらこれ食べませんか?』
と梨を剥いて持ってきて下さったのです。

私はお礼をし、その梨を頂きながら(とても美味しかった!)、買わせて頂いたコーヒーカップの良さや、その他色々なお話をさせて頂きました。

お母様のお蔭で、雨宿りの時間が、そして私にとってのこのコーヒーカップが、とても素敵なものになりました。

■いつか一緒に・・・
百貨店やお洒落なセレクトショップに行けば、沢山の感度の高い工芸品に出会えます。
そして現代は、ECを使って、どこにいても簡単に欲しいものを買うことが出来ます。
だからこそ、上記のような体験は、私にとっては貴重で、本当に大切。

私の専門はブランディングや商品開発ですが、
仕事でも大切にしているのは“現場のぬくもり”です。
勿論、結果それが成果を出すのに最重要な要素ではあるのですが、
シンプルに私はその“ぬくもり”が大好きなんです。

日本には、沢山の“ぬくもり”があります。
しかしながら、人々のライフスタイルの変化によって、その“ぬくもり”が失われていっていることも確かな事実です。

私が<はたふり>を通してやりたいこと。
それは【日本の“ぬくもり”を守り・大きくすること】です。
微力ながら、それに貢献出来たら嬉しく思います。

そしていつか、お母様のいる笠間の窯元と一緒に、
『次のお気に入りになるコーヒーカップを作れたらいいなぁ』
そんな妄想をしているのです。


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