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みんないえにかえりたくないんだね。

水曜日の夜、親友がいえにきたの。きのうしごとが休みだった彼女は、寝すぎなんだよな〜〜といいながらずっと寝ていたの。日付が変わって、彼女が起きたのでコンビニに行って、コンビニの駐車場でアイスをたべた。深夜のアイスに背徳感なんて無くて、マイルドヤンキーたちがいて、みんないえにかえりたくないんだね^_−☆
朝、しごとに行った彼女を見送って、二度寝したわたしは正午に髪をまいた。夕方、彼女の行政巡りに付き合うからだ。市役所などなどに行く彼女に付き合うだけなのに、髪をまいたり、わたしはじぶんのそういう生産性の無いところが好きだ。全然残暑なのにながそでのワンピースをきながら、暑いなーとおもったりして、わたしはいつも生産性が無い。でも、生産性って必要なんだろうか^_^❔
わたしはハタチになってからしばらくが経つけど、大学院に入院するのでモラトリアム期はまだまだ続く。それでも同い年が社会人になっていくなかで、社会人になれないのではないかという漠然とした不安をひび感じながら、全然刹那的に生きることをやめられない。深夜のコンビニも、ざっくざくなラメのアイシャドウも、みじかい丈のワンピースも、ヘッドホンで爆音を流しながら、あどけないフリを続けるわたしは、社会に迎合することを恐れてる。生産性の無いわたしは、社会に適合することを恐れてる。なんで一つのレールにのらなければならないんだろう。なんで一つの型にはまらなければならないんだろう。なんでそうしなきゃ、生きづらいんだろう。
土曜日の夕方、高速道路のサービスエリアに行きたいと突然いいだした彼女と合流した。怪しいクスリの取引でもあるのかしら、なんて悠長に助手席に座りながら、たとえ怪しい取引だったとしても誘ってくれてうれしかった。サービスエリアで販売されている特別な珈琲に、無邪気に喜ぶ彼女の隣で、こういう時間が、いちばんだいじなんじゃないかとおもった。全てに生産性なんて必要無くて、微糖の珈琲は少しあまくて、わたしはそうやって生きている^_−☆そうやって生きていたいよ❕❕生産性の無いことが、いちばんだいじだよ。

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