2022.8.21(日)

久しぶりに来た喫茶店のコーヒーとティラミスが美味しくて、珍しく日記を書く気になった。写真撮影出来ないお店なので画像のシェアは出来ない。最近はコンビニスイーツで欲求が満たされるようになったが、お店で丁寧に作ったティラミスは本当に美味しかった。スポンジがボソボソしてなくて、ギッシリしっとりしているし、マスカルポーネチーズのムースとコーヒーパウダーとスポンジの黄金比が素晴らし過ぎた。ワタシはここのコーヒーを贈り物に良く利用するので、ついでにお茶をしに来た訳だが、いやぁ美味しかったなぁ。

08COFFEE

新しく事業を立ち上げる仲間に差し入れを送りたくなってここにきた。もう自分が最前線で頑張る歳じゃないから、若い人たちの頑張りは素直に嬉しいな。

5月から3ヶ月、大学生の実習を受け入れたり、中学生の職場体験を受け入れたりしたけど、スポンジのように知識を吸収して成長していく姿を見るのが楽しくて仕方なかった。自分じゃない未来を主語に生きていくのも楽しい。

喫茶店までは、少し遠い無料の駐車場からテクテク歩いた。抜けるような青空と、夏を象徴するモクモク雲。暑いけど、湿度がなくてカラッとしている。試合中の野球場から、場内アナウンスと録音したブラスバンドの応援曲が聞こえてきた。20年ほど金管楽器奏者を名乗っていたワタシとしては、少し寂しい。やっぱり野球応援は生演奏したい。

空に目を向けると、トンボの姿がある。コロナで行動範囲が狭くなり、淡々と日々を過ごしているからか、季節の移り変わりが早く感じる。さっき、美容師さんと今年の夏も何もしていないし、出かけたい欲がなくなったね、と話をしたばかり。たまに、汗をかきながら自分の足で街を歩くと、こんな風に気持ちが動くものだ。

手術してから3年経った夏の日の日記。ありがたいことにちゃんと生きている。自分は一応病人であることを忘れると、自分を律することが出来なくなりそうだから、またいつか言葉にしよう。