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ライティングで副業する方法〜文章資産がお金を産む仕組み

第6回目のライティング講座を受講しました。

今回のテーマは、「ライティングで副業」というものでした。
副業=主業以外の収入。正直、魅力的なテーマです(^^;

私は、公務員であり、法令により基本的には副業はNGとなります。
しかし、自分が書いた文章が資産となり、さまざまな価値を生み出してくれる可能性があるのだとすれば、それはとても嬉しいことです。

副業をすることにはリスクがありますが、副業について考えてみることは、自分の可能性を探る意味でもとても意義深いことだと思います。

そこで、今回は、「ライティングで副業する方法〜文章資産がお金を産む仕組み」ということをテーマに書いていきます。

結論は、この3つ。

1.アフィリエイトとアドセンスで稼ぐ!

アフェリエイトとアドセンスで稼ぐ!

それでは、順番に解説していきましょう。
まず、アフェリエイトとアドセンスについてです。

ブログやSNSで収入を得るには、サイト内に広告を貼ることで可能になります。
アフェリエイト、アドセンスは、どちらもサイト内に広告を貼り、読者がそれをクリックするなどのアクションをとることによって、報酬が発生する仕組みになっています。
この2つ、どう違うのでしょう?

アフィリエイトとアドセンスの違い
(1)収益化のタイミング

アフェリエイトの場合は、読者にクリック先のサイトから商品の購入やサービスの申し込みをしてもらうことで報酬が発生します。
一方アドセンスの場合は、読者が広告をクリックするだけで報酬が発生します。
つまり、収益化までのスピードが早いのは、アドセンスとなりますが、その分、単価は安くなります。
アフィリエイトは、収益化まで時間がかかりますが、単価はアドセンスの何百、何千倍にもなります。

アフィリエイトとアドセンスの違い
(2)貼ることのできる広告

アフィリエイトの場合は、自分で広告を選んで、そこに読者を誘導することができます。つまり、誘導したい商品のおすすめ記事をテーマにして書くことができます。まるで、通販番組を作っているみたいですね。

一方、アドセンスの場合は、自動的に広告が貼られ、そこへの誘導はできません。どんな広告が表示されるかはわかりませんし、記事のテーマとは全く関係のない広告が貼られることになります。テレビ番組で、内容とは関係のないCMが途中に流れるような感じですね。

アフィリエイトとアドセンスの違い
(3)導入方法

アフェリエイトは大きく2種類あります。一つは、Amazonや楽天市場といったモール型オンラインショップが提供しているアフェリエイトプログラムに登録する方法。ショップ内で販売されている商品が対象になります。
もう一つは、さまざまなオンラインショップで販売される商品を総合的に取りあつかうASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)と呼ばれるサービスを利用する方法。有名なところでは、A8.netやもしもアフィリエイトという事業者があります。

アドセンスは、Googleアドセンスのことで、Googleさんに自分のサイトを審査してもらう必要があります。「広告を掲載するのにふさわしいサイトかどうか」を判断されることになります。審査に合格すれば、アドセンス広告を設置することができます。

ちなみに、われらがnote.comでは、アドセンスを貼ることはできないようです。アフェリエイトも今のところAmazonのみの対応となっているそうですよ。

とはいえ、学校の先生がこれらの方法で収益を得るのは難しそうです。
なぜなら、

地方公務員法
(営利企業への従事等の制限)
第三十八条
職員は、任命権者の許可を受けなければ、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下この項及び次条第一項において「営利企業」という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。

人事委員会は、人事委員会規則により前項の場合における任命権者の許可の基準を定めることができる。

という法令があり、教員が広告収入を得ることについては、ハードルが高すぎます。

2.雑誌原稿や書籍の執筆で稼ぐ!

雑誌原稿や書籍の執筆で稼ぐ!

続いて、雑誌原稿や本の執筆による原稿料、執筆料で稼ぐ方法です。

アフィリエイトやアドセンスを一時的副業とらえるならば、こちらは、そこから派生した二次的副業ということになります。

質の良いコンテンツを書き続け、多くのユーザーの目にとまり、たくさんの読者を獲得できるようになれば、やがて出版社の目にもとまり、執筆依頼がやってくるかも!というパターンです。すると原稿料や印税を手に入れることができるわけですね。

教育公務員特例法
(兼職及び他の事業等の従事)
第十七条
教育公務員は、教育に関する他の職を兼ね、又は教育に関する他の事業若しくは事務に従事することが本務の遂行に支障がないと任命権者(地方教育行政の組織及び運営に関する法律第三十七条第一項に規定する県費負担教職員については、市町村(特別区を含む。以下同じ。)の教育委員会。第二十三条第二項及び第二十四条第二項において同じ。)において認める場合には、給与を受け、又は受けないで、その職を兼ね、又はその事業若しくは事務に従事することができる。

前項の場合においては、地方公務員法第三十八条第二項の規定により人事委員会が定める許可の基準によることを要しない

学校の先生の場合、教育に関する副業は認められやすいことがわかります。

つまり、教育系の雑誌原稿や書籍の執筆ならば、市町村の教育委員会の許可を得て、副業としての収入を得られる可能性は高いということになります。

教育系のセミナーや講演会などで講師をつとめられている教員の方で、たくさんの本を出版される方がいらっしゃいますよね。
また、ブログなどで徐々に発信力を高め、雑誌の寄稿や連載をされている方もおられます。そう、ライティング講座講師、元教員のあおさんもそのお一人です!

自分の名刺がわりとして、文章を書きためていく。それが、やがて雑誌の記事や書籍として世に出ることができ、さらに多くの人に伝えられるかもしれない。そう考えると、ワクワクしてきますね。

3.ライティングは、未来の自分への投資

ライティングは、未来の自分への投資

学校の先生である限り、アフィリエイトとアドセンスから収益を得るのは、現実的ではありません。また、雑誌の原稿料や書籍の印税を得るまでの道はそう近くはありません。

では、ライティング副業について考えることは、可能性の小さい、ムダなことなのでしょうか?

私は、ライティングを「今すぐに現金化できる副業」ではなく、「未来の自分の資産価値を高める行動」の一つとして捉え直すようになりました。
つまり、「未来の自分への投資」だと考えるのです。コツコツと文章を書きため、それを元金にして、複利を利かせていくことで、未来の自分の可能性を高めていくのです。

ライティングを副業という観点から見ていると、次のようなメリットもあると考えています。
・アフィリエイトで登録されている商品やサービスを体験してみて、紹介する記事を書くことで、今まで自分の知らなかった世界を体験的に知ることができる。
・SEO対策を考えた記事を作ることで、社会のニーズや動きを知ることができる。
つまり、副業のために学ぶことは、社会の仕組みを学ぶことにもつながっているのです。

まとめ

今回は、講座を通して「ライティングで副業」することについて考えてみました。

ライティングを副業として稼ぐには、大きく2つの道があります。

1.アフィリエイトとアドセンスで稼ぐ!
2.雑誌原稿や書籍の執筆で稼ぐ!

学校の先生としては、1ではなく、2の道を選ぶしかありません。
地道にライティングを続け、SEO対策も考えた良質なコンテンツを積み重ねて、未来の自分への投資を続けていくのみです。

私は、これまで副業のことについてこんなに真剣に考えたことはありません。むしろ、学校の先生が副業やお金のこと真面目に考えることなんて、タブーだとすら考えてました。そして、この考えは、今でも世間一般、多くの先生に当てはまることかもしれません。

しかし、昨年の春に出会った本のおかげで、考えがすっかり変わってしまいました。(詳しくは、また別の機会に)

主業以外に副業を持つことで、豊かな生活、自由な生き方のための選択肢を増やしていくことができます。

今回の講座を受けて、ライティングというものが、自分の生き方の選択肢を増やしていくための強力な手段になると一層強く感じました。

追記 22/02/12
講座終了時に書いてみました。
講座の全体像が知りたい方はこちらから。



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