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J.GARDEN53を終えて

2回目のJ.GARDEN参加を振り返ってみます。
前回は初参加だったのでゆりかもめ新橋駅集合だったが、今回はビッグサイトでの待ち合わせとなった。

待ち合わせしていたAZUREさん蚕さんが既に到着していると聞き、駅から焦って歩いてきたので、間近になってから「あ、写真撮ってない」と気づいた。のでドアップ

隣接サークル『たつきラボラトリイ』夏田樹さんも合流して、いざ西ホール前(1階)へ。8:15くらいだったと思うが、既に一般入場は長蛇の列ができていた。椅子のあるエリアで、江戸前圓さんとも合流。みんなで各自が提出する見本誌にシールを張ったりしながら「楽しみだね」「ドキドキだね」などと話し合う。検温・リストバンド交換は8:30開始。あっさり終えてしまったが、会場内に入れるのは9:30。座る場所もないし、何となく入り口前で立ち止まって待っていたら、いつの間にか我々が列の先頭になっていた。

お隣サークル『腐男子書店』翔氏駿介氏の動きがないので一同ざわつき出す。「彼らのキャラを考えたら絶対朝からツイートするはず」「まさか、まだホテルで寝てるんじゃ…」とAZUREさんがDMを送るが、リプが来ない。9時前にようやく翔氏からリプがあり「ああ、起きてはいたのね。良かった良かった」と胸を撫で下ろす一同。隣接サークルの寝起きまで(頼まれても無いのに勝手に)心配するとは。気分はすっかりオカンか姉ちゃんである。

スタッフの皆様、朝早くから本当にお疲れ様でございます。
庭のポスターが張られていてテンションが上がる一同。

9:30の放送と同時に会場に入る。「走らないでください」と言われるが、大丈夫。こんな重たい荷物を引きずって走れるほど我々は若くない。出入口のところは「ぬ」とか「ふ」だったので、「ゆ」の『ルクイユ書店』『たつきラボラトリイ』は、入ったらすぐ右奥を目指す。

キャリーバッグ前面のポケットから颯爽とレジャーシートと敷き布、頒布品ディスプレイ棚、設営の最初に必要となるものを取り出す。早速キビキビと設営を始めたAZUREさん蚕さんにお任せして、私はお隣・夏田さんと共にサークル受付へと向かった。朝一だと受付も空いているので、サクサクである。ついでに、今回から復活した追加イスを一脚購入(レンタル)。

10時過ぎには既に設営完了。二回目なので、メンバーも手慣れたものである。しかも、今回は前回の反省を生かし、バックヤード(机の裏・下)もかなりキレイにまとまった。

前回は作家三人、今回は二人なので、少しだけ余裕がある。今回もイケメンのポスターが目印になったらしく、お客様からも褒めていただいた。良かったね、ルーク兄さん!

「ダメだ眠い」蚕さんが仮眠を取り出す。(ルクイユはそれぐらい余裕があった)一方、大荷物を担いできた腐男子書店は、なんと!会場に来てから、文庫にカバーを巻いていた…(´^ω^`)ブフォwww←翔氏の口癖
「AZUREさん、この紙に『北海道産直』って描いてくださいよ」などと先輩に突然オネダリするわ、「わー両面テープだと店のサインがサークル布から剝がれちゃうよー」と泣き言を言っては「養生テープで貼りな!」と羽多に突っ込まれるわと、なかなかの世話の焼かせっぷりであった。(甘え上手も能力のうち)

設営が早めに終わったので、羽多はサークル特権で、前回の反省を活かし「会場全体の地形を頭に入れる」ために会場を一周。ブースの位置関係を頭に入れる。どのサークルさんも設営に忙しそうだ。ご挨拶などは控えさせていただき、自席に戻ろうとした私に「いらっしゃいませー」と熱い視線を送るブースが…そう、物販ブースである。なんと8:30~お店は開いているようだ。前回は、気が付けば食べ物は軒並み売り切れだったので、ほくほくしながら美しく並べられた商品を眺め、密かにチェックしていた osanji timeさんのクッキー缶を購入。

ピンクの缶に、半透明の桜の絵の描いた紙が掛けてありました
開けてみると、なんということでしょう。春爛漫。季節感あふれる美しいお菓子でした。

11時開場。腐男子書店も10分前くらいには、どうにかブースは形になっていた。「大丈夫だよ、お客さんすぐには来ないから」と余裕かましていたのだが、来たのである。お客さんが。腐男子書店は開始早々に次々と人が訪れ、さながら島中の台風の目的な存在になっている。「腐男子が書いたBL」というパンチある売り文句、よく通る声、笑顔。「キュンキュンしませんか?」女性が多いサークルの中で、男が四人で接客しているブースはそれだけで目立つが、とにかく彼らの接客力は群を抜いていた。

「はー、すげー」と思っていたら、こちらにも次第にお客さん・相互さんが訪問してくださるように。通りすがる方たちには、積極的に無配をフリーペーパー(通称:無配)を配る。夏田さんとの春庭スペースで「無配はもらってください」と訴えたのが功を奏したのだろうか。こちらから差し出すと皆さん喜んで貰ってくださり、13時には完全になくなった。前回の倍くらい用意したはずなんだが…?最後は名刺だけでも配る。

あまりの出足の良さに、計画よりも少し早めにお買い物に出ることにした。真っ先に向かったのは、Twitterスペースでも私がご紹介させていただいた北ミチノ先生のブース。「新刊下さい!」「ラス1です」…なんという奇跡か。北先生のブースは、前回新刊・さらにはその前の新刊まで完売されたそうだ。今回も温かい励ましのお言葉をいただき、ありがたくご本を頂く。

初めてお会いする先生方とも言葉を交わすことができた(しかし土壇場になって恥ずかしくなりお声がけできなかった方も)。

前回リストを長くし過ぎて、道に迷って反省したのだが、今回はリストを絞り込み過ぎたかもしれない。偶然の出会いも楽しもうと思っていたのだが、なんか人が多すぎて酔ってしまい、早々に自席へ戻った(フィーリングで瞬発力で決めるのは、どうやら性格的に私には向いていないようだ)

コロナ後、少し規制緩和されたこともあってか、前回のコミティア同時開催のJ.GARDEN52よりも人出が多かったのではないか。お蔭様で、前回以上に多くの我が子をお迎えいただき、そして相互さんから心のこもったメッセージをいただき、喜びを噛みしめつつテキパキと撤収。ルクイユは撤収も早い。隣のサークルのゴミまで集めて捨てる。

※4/6追記ここから※
一番嬉しかったのは、前回も早い時間帯に私たちのブースを目がけて来て下さり全種類お迎えしてくださった方が、今回も来て下さったこと。急にキョドってしまい、今回もお名前とかお聞きできませんでしたが、継続して応援してくださる方の存在に励まされて今日も羽多は生きております…m(__)m
(だけど嬉しすぎると素直に嬉しいって言えないの!宝物は人に見せたくないタイプなんですよ…面倒くさくてすいません…)
※追記ここまで※

夏田さん・私の「春庭直前スペシャル」Twitterスペースでのお勧めを聞いて、ある作家さんを訪問してくださったリスナーの方もいらっしゃったようで、それも嬉しかったなあ…。

そして短めに打ち上げ。いやー祭りの後のビールって美味いねえ。腐男子君たちも、夏田さんも、持ってきた本はほぼ完売に近い状態だったようで、初めての挑戦をやり切った爽やかな笑顔が眩しい~。

中心のピンクの袖は今回は一般参加だったmanaさん。秋はきっと再びサークル側にいるはず!私はその右の緑の人。

そして、あんなに大変だった産みの苦しみを味わった直後に、一人目出産した直後に「二人目も早く欲しいね」とケロリとして言う女性のように、すでに秋庭に向けてのDMが飛び交うルクイユ書店であった。

お手紙とかメッセージを個別に書いたりする余裕はなかったなあ…反省。大手になっても腰が低くて、お着物のコーディネートも素敵な先輩作家さんのお姿には五体投地したくなった。
なにせ今回は「新刊を出し、生きて春庭に辿り着く」が目標だったからさあ…秋も出張に怯えながらの戦いになるのだろうか。なるんだろうなあ。でもやるしかないなあ。だって楽しいから

同人誌即売会はまさに大人の文化祭です。小金持ってるから、好きな作家さんの本は買えるし、自分の好きな本作れるし。こんな楽しい遊びがあるなんて。

末筆になり恐縮ですが、
実行事務局の皆様ボランティアの皆様、
私の本をお迎えくださった皆様、
ブースにお立ち寄りくださった皆様、
前回に引き続き素敵な表紙と挿絵を描いてくださった伊藤モネ先生
本を買わせていただいた作家様、
いつも陰に日向に応援してくれる作家仲間の皆様、読者様、
とりわけ書庫企画ルクイユのみんな、
楽しい文化祭にむけて一緒に準備してきたAZUREさん蚕さん、お隣サークルの夏田さん、翔さん、駿介さん
いつも何も言わず私の好きなように遊ばせてくれる家人
ありがとうございました。

今日はとりあえず余韻に浸ります。(公募の原稿も書くぞー)

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