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コーヒーテロワール「ジャマイカ」

ジャマイカは有名な
ブルーマウンテンの産地です。

ジャマイカでは、
イギリス統治時代に
コーヒーのプランテーションが
広がりましたが、
20世紀初めには衰退していました。

1948年にコーヒー産業公社を
設立し、コーヒーの復興を図りました。

1983年には、日本がODA(政府開発援助)で

「ブルーマウンテンコーヒー山脈北側の
 ブルーマウンテン栽培に適している地域を
 中心として、3,500エーカーの
 ブルーマウンテンコーヒー農園の開発及び
 雇用と外貨獲得に資する関連インフラ
 (道路、公共施設、住居)の建設」

という内容で、ジャマイカへの支援が
行われました。

その甲斐があり、
官民一体となってブルーマウンテンという
ブランドイメージを作ったのでは
ないかと思われます。

また、よくいわれる
「英国王室御用達」
という文言ですが、

これは、1936年に日本に初輸入された際に
当時のジャマイカは英国領だったので
多分、英国王室でも飲まれているだろう、
という推測からつけられたキャッチフレーズ
であり、確かな根拠はありません。

コーヒー産業法という法律で定められています。
豆の外見は均一なブルーグリーンです。
豆の大きさ、欠点豆の含有率で#1~#3があり、

その他にもピーベリー、トリアージ、
トリアージピーベリーという規格があります。

品種は「ティピカ」

【香味】
オレンジ、はちみつ、ナッツ、バニラの香味があります。
シルクのような口当たりが特徴で、芳醇な香りと
優れた酸味、甘味を有する欠点のない味わいです。



COPでは、最高得点にはならないのですが、
やっぱりバランスの取れた、コーヒーの王道だと
思います。

実際生豆の価格は、他の一般的なものの3倍はします。

自分へのご褒美に、月に1回は飲んでみたいものです。

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