自治体DX推進手順書(改訂版)の確認と感想。

2022年9月2日に、自治体DX推進手順書の改訂版(2.0版)が更改されている。

【総務省】「自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画」等の改定
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei07_02000139.html

スケジュールが一番タイトな「行政手続きのオンライン化」については、バックヤードのネットワークやシステムの構成概要や、手続きをデジタル化するための手順サンプル的な情報があるものの、どの課がどの作業を実施すべきかなどの具体的な内容についての記載に乏しいというのが正直な感想だ。

逆を言えば、各自治体でのやり方があったり、大人な世界の事情があったり?で、そこまであえて書いてないのかもしれない。もしくは、国のやり方の常套手段なのか。

ただ当然ながら、原課としたら、通常業務で忙しい中で具体的な手順も示されていないものに対しては、どうしても消極的になる。これが、日本でDXが進まない原因の1つなのかもしれない。

ところで、サンフランシスコでは、もはやDXという言葉も使われなくなったとYouTubeで見た。なぜなら、「DXするのはもはや常識だから」とのことだ。

この差はどこで出てくるのか?なぜアメリカはすでにDXが常識になっているのか?アメリカの民間企業だけか?行政も同様か?

疑問が出てきたので調べてみよう。もしかしたら、日本でDXを促進するネタになるのかもしれない。