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TRI x HBB Kai簡易レビュー

スペック

構成:10mmDLC
高音域:3
中音域:4
低音域:5
特徴:心地のいい輪郭のゆるい低域とカーボン系らしい適度な鋭さを備えた高域

感想

全体にウォームだが、しっかりと鋭い高域。似た紹介をされるイヤホンはいくつかあるだろう。手持ちだとBQEYZ Topaz,Blon x HBB Z300,KZ ZVXとか。
Topazは高域はピエゾで粒立ちが良く低域も濃厚で残響が強い。
Z300は中音域まで暖色に引っ張られておりややダークな雰囲気。
ZVXでは低域の雰囲気こそ似るもののハイハットは鋭く、クラッシュシンバルの主張も強い。
Kaiはこの中で最も柔らかい音でシンバルなどの主張は弱いが、中音域以上がダークな雰囲気になっていない。このどれとも違う立ち位置を確立しており、ファンが多いのも納得できる。惜しむらくは生産が終了しているらしい、ということか。


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