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FloAudio Bluelover 簡易レビュー

スペック

構成:6BA(高域2 中域2 低域2)
高音域:4
中音域:4
低音域:3.5
特徴:BAの低音なのでサブベースは多くないがベース帯域は必要十分を確保。各音域2BAづつのバランスの良い配置で厚みのある音をこなせる

感想

Aliexpressのみの販売で1万円くらい、フルレジンで6BAがミチミチに詰まってて遮音性は良い感じ。
音場は特に広く感じはしないけど狭すぎる感じもない。
体感、サブベースがあっさりしてるLetShuor S12 Proよりもあっさりしている。EDMとかの大地を揺るがすような低音やオーケストラのドラムなどは不得意だが、少し古めの超低域の録音が難しい時代のものや、別にサブベースを重視していない人であれば選択肢に上るかもしれない。
各音域2BAのため鋭い音を出すのは不得意。
個人的にはReecho Summer(2022)でリスニング向けに調整された1BAを試してみてからもっと音に厚みが出て欲しいと思ったら試してみるのもありかと考えている。

同構成との比較

同じ構成だと同価格帯にKZのAS12、価格帯が6-10倍のDunu SA6やSeeaudio Nekoがあるが持っていないので何とも。
1BA多いTRN X7と比べると初期ケーブルでは圧倒的にBlueloverが良い。リケーブルしてX7のもこもこ低音をしつけてやっと同じ土俵に立てる感じ。
X7の方が低域のBAが1台だけの分キレはいいが厚みがない、中音域高音域にはそれぞれ3BAづつ当てているためより厚みのある、逆に言えばぼんやりとしやすい。X7は投げ売り価格の5000円程度で買えればケーブル代込みでBlueloverに迫る音を出せるが、通常価格の1.5万円以上では買う価値は薄い。


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