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Juzear & AngelEars Flame簡易レビュー

スペック

構成:10mmPSU+Sonion4BA
高音域:4
中音域:3.5
低音域:4
特徴:5ドライバハイブリッドらしい取りこぼしがなく高解像な音作り

感想

PU+Silkという変わった素材の振動板で、LCPらしい低域のピークがあるがLCPほど突出している感じもない。
全体として高解像でそつなくこなすが、箱出しの付属ケーブルではややボーカルが遠く感じた。
同じAngelearsコラボのNiceHCK & AngelEars Tricolorにリケーブルしたらボーカル帯に厚みが出て改善した気がしたが、全体に上品すぎて合わなかった。結局NiceHCK IcyMoonにして弱ドンシャリ(?)くらいに落ち着いた。
寒色、暖色どちらにも振り切っていないが音は濃密でやや狭く感じる。
FP綺麗だしケーブルを8芯とかにすればボーカルの厚みも得られるしで価格帯なりの性能は出せるが、そのうえで性癖を語る余裕があまりないようにも感じる。
Truthear Hexaが生活の全てを賭して成績をとることに特化したがり勉マシンなら、これはそこそこ遊びができる優等生という感じ。
低価格帯は成績をそこそこながら一芸に特化して刺す。

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