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私が「稼げないwebライター」である原因

原因は分かっているんです。

稼げない原因は、執筆に時間がかかりすぎるから。

4000字くらいの記事を仕上げるのに10時間以上かかります。

私の肌感覚ですが、10時間で4000字はかなり遅い。初心者レベルだと思います。

ちなみに、駆け出しライターだったときはもっと時間かかってました。

webライターは成果物を出してナンボの世界。

10時間で1記事しか書けない私と、10時間あれば2〜3記事書ける人とでは、報酬に差が出るのは当たり前ですよね。

執筆スピードを上げなければ、私はこのまま「稼げないwebライター」としてくすぶり続けるのでしょう。

執筆にかかる時間の大半が、構成とリサーチ。

つまり、執筆以外に多くの時間を割いてしまっているんです。

ライターの仕事の大半は「書く以外」の仕事だよなぁ、とつくづく思うのです。

ライターという職業は、そういうものなのでしょう。

考えてみたら、ライター以外にもありますよね。
実際は「仕事以外」が大半を占めるお仕事って

例えば「消防士」。
火を消すのが仕事ですが、勤務時間の大半は訓練です。

火を消す仕事ですが、「そもそも火事が起こらないようにする」のも大切な仕事。

友人に消防士がいます。
彼は日常生活で暴飲暴食を避け、太らないように気を付けています。

いつ出動するかわからないから、と非番の日もお酒は飲みません。

報酬が支払われない時間も、消防士でいるために務めているのです。

「仕事の質」は仕事以外の時間をどう過ごすかで決まる。
どこかで誰かが言っていました。

でも、

でもでも、

記事を仕上げるために、リサーチで費やした時間が1円にもならない、それが悔しいんです。

ネットの記事を隅々まで何度も読んでリサーチしたり、ネットの記事だけでは足りず、書籍を購入して自分で調べたり。

いい記事にするために、コピペ記事にしないために、頑張っているのに!

そのうえ、クラウドソーシングからの案件では、いただいた報酬の一部がシステム手数料として引かれてしまうのです。

10時間かけて書いたら記事、時給1000円なら1万円。

しかし、私の場合はその半額どころか、もっと少ない報酬となります。

働いた分だけ、対価を得たいんです。

「こんなに調べたって、稼げないしなぁ。」
そう思うと、なかなか執筆に取り掛かれません。

さっさとパソコン立ち上げて、1文でも2文でも書き進めたらいいのに、やらない。

リサーチだって、家事の合間にスマホで調べることもできる、でもやらない。

パソコンをつければnoteばっかり書いて、スマホを触ればnoteばっかり見てます。

そういえば、「主婦」もお金になりませんね。

働いた時間はしっかりお給料が発生する仕事に就いて、納得できる対価が欲しい!

不満が爆発する前に、行動しなくては。

そう思ってパートを始めることにしました。

・・・

webライターの仕事は稼げませんが、これからも続けます。

「webライターをやらなければよかった」という気持ちは全然ありません。

なぜなら、webライターの仕事はお金ではなく、私に「学び」をもたらしてくれたからです。

webライターを始めなければ、noteにも出会えませんでしたし、「また外で働きたい」とも思わなかったでしょう。

受かってから知ったのですが、私が応募したパートの求人、割と倍率が高かったらしいんです。

勤務時間が柔軟で、時給が割と高めだったからでしょう。

倍率の高いパートの面接を突破したのも、webライターを通して「書く力」をつけたおかげです。

採用担当の人から「履歴書が読みやすかった、志望動機がよく伝わった」と言われました。

webライター、やっててよかった。

これからは、パートで時給をいただきつつ、書く仕事も続けられるんです。

学び続けられる幸せも、働いた分きっちり報酬をもらえる幸せも、私は両方手に入れたという事でしょうか。

そして、自分の学びや気づきを発信できるnoteという場所も、私にはあります。

稼げないwebライターでも、続けていれば得るものはあるんです。

webライター辛い、稼げない。と、もがいているライターさんは多いと思います。

私も同じです!

辛くても、とりあえず一緒に続けませんか?

・・・

佐藤友美さん著:書く仕事がしたい」を今日もまた、読み返しています。

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