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お出かけリュックと帽子は持った?

大人のお出かけには、財布・携帯・エコバッグ等、人によってさまざまな荷物を準備します。
子どものうちは親が持ってくれる荷物も、成長とともに自分で準備して持つという習慣づけをする必要があります。
本記事では子どもの荷物について、やる気と習慣付けの観点から我が家の取り組みをご紹介します。


自分の荷物は自分で持とう

子どもが小さいうちは親が持てば良いですが、成長とともに子ども自身に持ってもらうようになっていくでしょう。
しかし、ある日突然「自分の荷物を持つように」と言われても、子どもにとっては「お父さん・お母さんが持てばいいじゃん」となりかねません。
自分事として捉えてもらうために、長期的な声掛けが必要です。



子どもが荷物を持つと、高まるリスク

出先で紛失した
持ち物を家に忘れた
出先で買ったものが、手持ちのカバンに入らない

子どもだけでなく、大人にも心当たりがあるのではないでしょうか。
出先で困る経験は、「次回気を付けよう」と自分事として責任感を沸かせるきっかけになります。
子どものうちの失敗は親が対処できるようにしますが、いずれ自分で準備・管理していくことを考えると、親のフォローの元、小さな失敗が出来るうちに練習してもらうのも効果的だと思います。



やる気があると、楽しく出来る

我が家には2歳になる息子がおり、まさに「自分でやる!」「任せてほしい!」という気持ちが芽生えてきたところです。
自分のカバン、自分の帽子、お出かけの時は自分の荷物を任せてもらえる!という気持ちのままに、子ども用のリュックを気持ち良く持ってお出かけをしてくれているように見えます。
「僕・私もやりたい!」というチャンスを親が生かせると、子と親のお互いに良い効果を生むことが出来るのではないでしょうか。



我が家での取り組み

歩き始めた1歳から、息子には飛び出し防止リードの付いた息子サイズのリュックを持ってもらっています。
初めは「いらない」と首を振っていましたが、お出かけの度「おしゃれなリュックだね」「お母さんと同じだね。うれしいね」と私の気が向く度に声掛けをしていたら1カ月ほどで、お出かけ準備の最後に「リュック持つ!」と自ら言ってくれるようになりました。

最初の中身はおむつだけ。出来るだけ重さを感じないように。
でも中身はちゃんと入っているので、「おむつを自分で持ってるの、偉いね!」と声掛けを行いました。
リュックを持つようになって1年ほど経った今は、小さな使い捨てコップ、おやつ、おしりふき、おむつ袋等も入れています。

また、登園以外のお出かけ時は、必ず持ってもらうようにしています。
リュックがあったり無かったりすると、子どもの意識に残りにくいので必ず親が、「リュック持ったかな?」と聞いて確認し「忘れてないかな?」と自分で考えてもらう癖付けをしています。
これは、出先での置き忘れを防ぐ練習も目的にしています。
半年ほど声掛け確認を継続したところ、母に「今日はリュック持つ?」と自ら確認するようになりました。
自分事になってきてくれているのだと思います。
帽子かぶったかな?リュック持ったかな?と自分で考えることが出来るようになると、急に頼もしくも感じられ、ほほえましいです。


わくわくしながら、習慣化

小さい頃、どんな子でも「自分だけの特別」にはわくわくしたのではないでしょうか。
自分だけのリュック、自分だけの部屋、自分だけの電車の切符。
私は「自分だけの特別」がもらえる時、同時に親からの信頼・期待も感じた記憶があり、自分の成長も感じられ嬉しかった思い出があります。

そんなわくわくを続けることでいつの間にか習慣になり、強く意識せずとも自然に身につくような環境作りを、意識して引き続き考えていきます。


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