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2022年4月 活動実施報告

活動実施報告noteは、いつも応援してくださる皆さまが、私たちの活動をより身近に感じることができるように、今月の活動をまとめた記事です。

新プロジェクト発足「project:WAVE」

「11人に1人」

LGBTQなどの性的少数者に該当する人は全体の8.9%、約11人に1人がLGBTQに該当すると言われています。※

あなたの周りにも、自分自身の”性”の悩みを打ち明けられず、生きづらさを感じている人がいるかもしれません。
今や、性の悩みを持つ人は「少数派」ではないように感じます。
誰一人として同じ性の悩みを持つ人はおらず、淡いグラデーションのようにそれぞれが個性と呼べる”色”を持っています。

本プロジェクトは、株式会社アカルクさんと共同運営し、次世代のLGBTQ教育を実施して参ります。

今、自分自身の周りにも当事者がいるかもしれない、声を上げたいと思い悩む人がいるかもしれない。
そんな気持ちを胸に、寄り添いながらプロジェクトを進めていければと思います。

ご支援・ご協力頂ける方がいらっしゃいましたら、下記サイトをご覧になられた上、ご連絡頂けますと幸いです。

※参考
株式会社電通 LGBTを含む性的少数者「セクシュアル・マイノリティ」に関してインターネット調査

講演・ワークショップ実施校

🌸4月実施校
4/19 CAP高等学院 

🌱5月実施校
5/9 愛知教育大学 
5/12 愛知県立衣台高等学校 
5/13 豊田市高卒採用セミナー

5/12 愛知県立衣台高等学校の様子
5/13 豊田市高卒採用セミナーの様子

講演会・その他ワークショップ等のご依頼はこちらより随時受け付けております。

project:ZENKAI特集 第2弾

project:ZENKAI
社会人メンターや同参加者といった、仲間との対話と小さな実践から、自分の可能性と未来を探る15〜18歳向けのオンラインプログラム。

今回はproject:ZENKAIの0期に参加してくれたメンバーの声を紹介します。

参加した若者の声

ZENKAIに参加して、「自分にはできない」と難しいことから避けていたのが、「とにかくなんでもやってみよう」と考えるようになりました。失敗しても、それは自分を成長させるきっかけとなるからです。進路についても、「車関係の仕事」と漠然としていたものから「どんな形で車に関わりたいのか」と具体的に将来を考えられるようになりました。

「学歴や一つの基準だけで人の上下は決められないんだよ」っていう言葉を聞いて、もっと自分中心で将来を考えたいと思えるようになりました。
今いる高校では、密かに夢見ていた医学部進学の道は無理だと諦めていました。しかし、ZENKAIで「環境にとらわれなくてもいい」と学び、医学部に進学する道を目指してみることにしました。今は、ZENKAIで繋がった医学部の方に連絡をとりアドバイスをもらっています。

メンターの声

上平田 蓉子 / SHE株式会社 ブランドコミュニケーショングループ GM
皆さんは今、何にときめいていますか?
私は中学生の頃に"脳"という未知の領域の虜になり、物理や化学が苦手でも憧れのままに研究の世界に飛び込みま した。
以降、そういった「ときめき」を大切に人生の選択をしています。未経験な 領域に一歩踏み出すことは決して簡単なことではありません。周囲の声や固定 観念もあれば、叶えるための道のりがわからなくて暗中模索する孤独な時間も ありました。今でももちろんあります。でも、葛藤の末に掴む夢の世界は、さらに 目指したい新しい世界への扉を「全開」にしてくれます。「まだ見ぬ自分の未来 にときめき続ける」という人生の歓びを、皆様とともに熱く感じ、心躍る3ヶ月を 過ごせることを心より楽しみにしています。

水野 敬也 / 作家
ぶっちゃけた話、「大学名」で人を判断する文化がクソほど嫌いなんです。でも 「負け犬の遠吠え」だと言われたなくて、本当はやりたくない受験勉強をメンタル を病むギリギリまで頑張って、というより実際、病んでいたのでセンター試験中に隣の人の鉛筆の音が気になりパニックになって会場から飛び出してしまう、ということまでやりました。「そこまでしなければならないの?」と思う人もいるかも しれませんが、当時はそこまでしなければならなかった。「大学名=人間の価値」だと判断される世界で生きていたからです。でも、『project:ZENKAI』によって、やっと、当時の自分に「人間の価値はそんなことで決まらないよ」「嫌いなことじゃなくて、好きなことを真っすぐ頑張れば良いんだよ」と言える世界を生み出せるという希望を感じています。僕自身、このプロジェクトには「全開」で臨みたいと思います。

一人で悩みを解決することは、いくつになっても難しいもの。
彼らは、誰かの力を借りること、自分の人生の舵取りは自由にできるということを、身を持って感じたのだと、ひしひしと伝わってきます。

そして、メンターの方々のお言葉には、とても熱い想いを感じます。
かつての自分に聞かせたかった言葉たちばかりです。
メンターの皆様ご尽力いただき、本当にありがとうございました。

現在、project:ZENKAIでは、1期生を迎え入れるため準備を進めております。参加をご希望な方は、募集開始されるまで、もうしばらくお待ちください。
また、ご支援・ご協力頂けます企業様や社会人の皆様、随時ご連絡は受け付けております。お気軽にご連絡ください。

編集後記

最後までご覧頂きありがとうございます。
ハッシャダイソーシャルの三代菜々美です。

ゴールデンウィークが明け、お休み気分がようやく抜けてきたころでしょうか。朝晩の気温差はあるものの、とても過ごしやすくなりましたね。

記事を読み返していると、季節の移ろいはこんなにも、あっという間なんだと、どこかはっとさせられます。
5月ももう半ば。
皆様どうかお身体に気を付けてご自愛くださいね。
今月も、私たちをどうぞよろしくお願いいたします。

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写真:伊邉 夢 / Taimu Ibe
文:三代 菜々美

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