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【2007秋山奥ツアーその11】

11月18日

なんとか事故渋滞を抜けました。
参りますなぁ・・・

さて、国道42号線をひたすら西へと。
結構いい道なんだけど、ところどころくねくねしてますな。
都会に住むおいらは、こういう道苦手なのよね。
走り屋じゃないし(苦笑)。

ダンプには追い立てられるし、他県ナンバーに優しくないよね。
三重県・・・

ひたすら走ること2時間くらいですかね。
尾鷲を抜けて、熊野に着くちょい手前で、国道309号線へ。

15時半過ぎたくらいですが、う~ん、だんだん暗くなって来ましたよ。
く~、道くねくねしてます。
しかも薄暗くなってきたので、道もよく分からんし、非常に走りにくい。

なのに、後ろから来る車は、あっという間においらに追い付いて来る。
早過ぎる・・・
おかしい・・・
おいらだって、遅いなりに速く走ってるのに。
三重は走り屋ばっかりか???

あんまりにも追い立てられて気分悪いので、待避線がある度に、先を譲ります。
くそう、屈辱・・・
三重県はターボ標準装備なのか?

分からん・・・

まぁ、いいや、早く宿へ向かわなきゃ、暗くなったらやばそうだ。

国道309号線を走ってたはずなのに、いつのまにか169号線ってなってる。
わけわかめ・・・

あ~、暗くなってきた(ライト点灯)。
相変わらず、後続にはガンガン追い抜かれる(おかしい)・・・

この通りは、明日、明後日と通る道なので、曲がるポイントとか建物とかチェックしておきたいんだけど、見えねぇ(苦笑)・・・

イマイチ見えないけど、どうやらダムとかの橋が多いみたい。
トンネルも結構あるな。

宿へと向かうには、この169号線から左に曲がっていかなければならないポイントがあるのだが、信号も無いとこだし、ネットで調べた限りではかなり分かりにくいらしい。

この暗闇だし、通り過ぎるのだけは避けないといけないので、曲がれる道があるときは目を凝らす。
目が疲れる(苦笑)・・・
なんせ、東京から来てますんでね。
疲れましたわ、初めての道で。

あまりにも不安なんで、車止めて地図で確認。
ふむふむ・・・

あ~、ここだここだ。
は~、なんとか曲がるポイントに辿り着きました。
もう真っ暗。
ここからが、勝負ですよ。

行者還林道(国道309号線)です。
一度消えたのに、また国道309号線になりました。
っていうか、これが国道か?
3桁国道は、通称「酷道」と呼ばれることもあるのですが、その通りだと思った。
いきなり、これだもん・・・

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まだ、16時でこれですよ。
もうトホホですよ・・・

車1台通るのが精一杯です。
たまにすれ違いできるところもあるんですが、すれ違いできないところで対向車が来ちゃったら、どちらかがバックして適当なところに行くしかありません。
こんな暗がりで、こんな狭い道で、こんな曲がりくねってるのに、バックなんかしたら死にますわ・・・

とりあえず、真っ暗だから対向車が来ればライトで確認できそうだけど、岩壁で見えない方向に曲がるときなんて怖い怖い。

ほら、全然前が見えない。

画像2

めっちゃ怖いから、1人で「うわっ」とか「こわっ」とか「ひぃ~」とか叫びながらの運転です。

はたしておいらは、無事に宿へと辿り着けるのでしょうか?


つづく

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