自己肯定感の上げ方。
金曜日の夜は、オフモードになる。
月曜日から金曜日まで、仕事・家事・育児をパワー全開でこなす。
仕事→保育園お迎え→夕食支度→宿題チェック→おふろ→就寝と、毎日ノンストップで進んでいくが、金曜日の夜だけはどうもうまくいかない。
「明日は休み」という安心感からか、
家に着いた途端、エンジンが減速し、一度座ると立ち上がれない。
そんな理由からか、金曜日の夜は、すべての行動が遅くなる。
俊敏に動くことができない自分にイライラしてしまい、家事がいつも以上に進まない。
どんどん就寝時間がせまり、
いや、むしろ時間をとっくにオーバーし、
「早く風呂入れー!!」と怒ってしまうはめになる。
あたかも、お風呂にはいろうとしない子どもたちに原因があるように見せかけているが、本当の原因は自分のスローペースにあるのだ。
子どもたちからすれば、とばっちり。
学校や保育園で1週間がんばったことすらほめてもらえず、やっとのんびりテレビが見られる金曜日に、母にぶちぎれられる。
しかも、原因は母にあるにも関わらず。
そりゃ、子どもたちからしたらやってられない。
のんびり楽しんでいたテレビを消され、
ドタバタとお風呂に直行させられる。
自分が子どものときは、
毎週のように母からぶちぎれられた記憶はない。
それは、自分がいい子だったからなのだろうか。
それとも、母親であるわたしが、余裕がないからなのだろうか。
「子どもたちの自己肯定感が低くなっている」とあちこちで言われている。
子どもたち以上に、日々に追われ、母親自身が自己肯定しにくくなっていることも原因のひとつにあると思う。
金曜日の夜くらい、子どもたちに「1週間頑張って、えらかったね」と言ってあげたい。
そして、「ママも今週頑張れたよ。ありがとう」って言えたら、子どもたちの自己肯定感も少しは上がるかもしれない。
子どもだって、母親だって、毎日頑張ってる!!
来週の金曜日こそはぶちきれず、
子どもたちとのんびりテレビを見たいと願う。
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