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【#毎週ショートショートnote表お題:彦星誘拐】助けて骨皮筋衛門①

仕事の締め切りはある。
創作大賞感想を書きたい作品もある。
創作大賞にもまだ応募したい!

なのに水曜日は私が勝手に決めたショートショートnoteを投稿する日。こんな時は骨皮筋衛門に助けを求めてしまうのです。

え?なにかを休めばいいって?できませんよ。だって書くことが楽しいんですから😂

表お題「彦星誘拐」です。

「なに?彦星が誘拐されただと?」

星まつり間近に、骨皮筋衛門のところに驚くべき報告が届いた。

「はい、彦星に横恋慕した女が凶行に及んだらしく……」

銀河売り事件で筋衛門に助けられたことのある部下は度重なる星まつり関連の事件に動揺を隠せない。

「大丈夫だ……」

オロオロする部下に慈愛のこもった視線を向けたかと思うと筋衛門は地下に潜った。

「キャー筋衛門様が潜られた」

署内に女性の歓声があがる。部下は深い信頼感に包まれ筋衛門の消えた場所を見つめていた。

「彦星ぃ~どうして私の愛を受け入れられないのよぉ」
「僕が愛するのは織姫だけだ!」

恋に狂った女性へ反論をする彦星は、恐怖のあまり失神しかかっていたのだが。

「お嬢さん!恋路の邪魔はいけない!」

ヒラリ・クルリ・プルン・ボスン

微弱な秘技で女を正常に戻す。

「筋衛門様ぁ……」

女性の目が彦星から筋衛門へ。

「彦星君、大丈夫かい?」
「はい……」

そう答える彦星の目もハートに。筋衛門!罪作りな男!

(410字)

帳面町のーとちょうという地域は星がとても綺麗なため、毎年星まつりが開催されているのですが、そのせいか星にまつわる事件が起きかかります。でも、筋衛門があっという間に解決しちゃうんです!

裏お題「織姫妖怪」はこちら👇

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