晩冬に告げるアナタはミラー

今日も噛んでいるのは虚像
今日も噛まれているのは白昼
嗚呼、泣きますか、そうですか
頭の中に入ります、僕のシティは38もの出口だけ
身体の中にも入り込みます、アナタは宛らベロア生地
包んで呉れます彼女だけ
包んで揚げます私の虚像
嗚呼、愉しからずや彼の晩餐
嗚呼、哀しからずや夢の跡
鳴ります鳴ります哀しさが
ありますあります本棚に
購いしものは同士さえ

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