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自分にとってリモートワークでの快適な仕事環境とは?

はじめの緊急事態宣言でたと同時に自社でもリモートワークが導入されました。

それまでは自分がリモートワークをするなんて頭の片隅にもなかったところから突然、住まいが兼仕事場に。仕事環境の問題に直面し、考え、少しずつ改善してきた話です。

突貫で作った作業スペース

家で仕事で来てラッキー!と思ってはじまったリモートワークでしたが、突然すぎて自宅に専用のスペースがあるわけでもなく、仕事ができる状況ではありませんでした。

とりあえず家にあるもの=突貫の作業スペースをつくったものの、かなりひどい状況でした。(すごい環境で仕事してたなと思います)

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・とりあえずのイス
・ローテーブルにキーボードとマウス
・収納ケースの上にモニター(傾いてる)
・配線は散らかり放題

椅子の大切さに気付く - バランスチェアの導入

職場ではメッシュオフィスチェアを使用していました。

リモートワークに切り替わった当初は、短期間で職場に戻ると思っていたので、自宅にあった椅子で毎日約8時間パソコンと向き合っていました。

デスクワーク用の椅子ではなかったので数週間で首・腰が限界に。

いまさらながら限界が来る前に購入しておくべきだったと反省です。
オフィスチェアを買おう!と思いましたが、職場にいた頃、体を委ねすぎて変な体勢で仕事をしていたし、自宅に(キャスター付き系の)オフィスチェアはちょっと置きたくないなと思い、キャスターなしの椅子を探すことにしました。

姿勢が悪いことも気になっていたこともあり「正しい姿勢が身につく椅子」「理想であるS字カーブの姿勢を自然と作り出す」というワードに魅力を感じbalans lab(購入当時はサカモトハウス)のバランス イージーのサイトに誘導され、ポチっと。

こどもの学習用チェアだけかと思いきや、大人でも使用できるとのこと。フレームも通常とショートの2種類あるので、身長に合わせて購入できるのも好ポイントでした。(自転車のフレームサイズを選ぶときの感覚に似てるかも)

六角レンチやねじなど、付属品と本体パーツが同梱された組立式の商品です。組み立てられるか、少し心配していましたが、手順通り進めたら案外スムーズに組み立てることができました。
ちょっとした工作気分が味わえて楽しかったです。

使用開始当初は、初めて座る形状だったこともあり重心の置き方に慣れるまでは、足のすねが痛くなったりすることがありました。
重心の置き方に慣れると、痛くなることも無くなり、また意識して背筋を伸ばさなくても自然と体勢が整うようになったと実感しました。

さすがに長時間、同じ体勢で座っていると疲れますが、今までオフィスチェアで仕事をしていた時は、変な体勢がたたって腰が痛い・首が痛いと偏った痛みを感じていましたが、バランスイージーを使用するようになり、偏った疲れが軽減したように思います。

☕ブレイクタイム - 運動不足の恐怖とリフレッシュ

普段から運動するタイプではありませんが、リモートワークに切り替わる前までは、家と会社の往復だけでもある程度の移動歩数はありました。
リモートになってからは、平日はほぼ家の中でパソコンに向かう日々です。

リモートワークは向いていたようでメンタル面は◎でしたが、運動不足が加速し健康面は△。

そこで気分転換と癒し&マッサージを兼ねて、以前から気になっていた筋膜リリースグッズのフォームローラーを購入しました。

フォームローラーと言っても表面の凸凹のタイプが違ったり、細いものから太いものまで様々です。

小さな凸凹とチューブ形状の2種類が交互になったフォームローラーを選びました。突起がこまかかったり硬すぎると、痛すぎて使わなくなってしまいそうだったので、初心者でも使いやすいところが決め手でした。

価格  ◎(安いのに丈夫)
サイズ 〇(フォームローラーでは定番のサイズかな?)
硬さ  ◎(2種類の凸が凝りに合わせて使えるので便利・痛気持ち良い)
静電気 △(静電気持ちなので冬はゴロゴロするとバチバチっと)

全体的に満足です◎
使い方は、YouTubeで学びました。
ほぼ全身をゴロゴロしますが、特に老廃物が溜まりやすいと言われるリンパ節まわりが痛いです。慣れもありますが、毎日続けていくと徐々に痛みは軽くなっていきました。

フォームローラーで凝りをほぐした後は血流が良くなるのか、体がポカポカしてくるので、寒い冬にはもってこいのアイテムです。

Web会議での音声遠い問題 - イヤホンとマイクの試行錯誤

今までは対面もしくは、職場の会議室でのWeb会議が主な会議でしたが、リモートワークとなると自分でWeb会議環境を整えなければいけません。
当初は、会社から支給された耳に引っかけるタイプの片耳用ヘッドセットを使用していましたが、体を動かすと落ちたり、聞き取りにくい、コードが絡むなど私には合わず使用を断念しました。

次に試したのが、私物の(ハンズフリー通話が可能な)Bluethoothイヤホンです。Bluethooth接続(*1)し、会議に参加していたところ、同僚から声が小さくて聞き取りにくいとの指摘があり、結局マイク入力を諦めイヤホンの出力のみで使用することにしました。

自身はノイズキャンセリングで快適に聞こえるので良かったのですが、マイクの性能があまりだったので残念です。

*1…Bluethoothが内蔵していないPCだったので、Bluetooth USBアダプタを購入して接続しました。

イヤホンのマイクが使えないので、専用マイクが必要です。
単一指向性全指向性で迷いましたが、デスク周りをすっきりさせたかったので全指向性の平らなタイプにしました。
聞き比べたわけではないので、どちらがよかったのかは分かりませんが、同僚からは鮮明!と言われたので良しとします。

マウスホイール壊れる - 死活問題

次はマウス。
基本的に、仕事では会社支給の周辺機器を使用しています。
リモートワークに切り替わったときに、すべて自宅に持ち帰り使用していたのですが、長年使っていたこともあり、急にマウスホイールの感度が悪くなり大変困りました。
思うようにスクロール・カーソル移動できないことが、これほどストレスになるとは。

急いでマウスの選定です。
トラックボール付きやエルゴノミクス形状など、マウスも種類が多くて迷いました。

ゲームとは縁遠くゲーミングマウスという選択肢がなかったのですが、「え、マウスにこんな機能ついてるの?こんなに早く動くの?ボタン多!」と驚きと興味本位で、ELECOMのゲーミングマウス「“DUX”MMOゲーミングマウス(10ボタン)(M-DUX30BK)」を購入しました。

10個のボタンとホイール上下の計12箇所にお好みの機能を割り当て可能
・最大5つのプロファイル登録可能

と盛沢山でいざ機能を登録したものの、思ったよりピンポイントにボタンを押すのが難しく、どのボタンに何を設定したか覚えるのが大変でした。

手のフィット感とカーソル速度・本体の重さは満足ですが、ボタンを使いこなすまでにはもう少し時間がかかりそうです。

無理な体勢で蓄積した疲労 - 手首が悲鳴を上げる

少しずつ快適な環境が整い1年ほど経過した頃、急に手首や親指から肩にかけてしびれが出始めました。あまりに痛かったのでマッサージの施術を受け、治った!と思っていたらまた数週間で痛みが再開。また同じことになるな、と思い解決すべく要因を考えてみました。

・マウスを持つ位置と体の重心がずれている
・マウスがあっていない?
・デスクと椅子の高さがあっていない?
・デスクの奥行きが狭く手のひらしか机に乗っていない

個人的見解では手首から先しかデスクに乗っていないことが原因ではないかと考えました。

デスクの奥行きが狭い
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全体的にモニター・キーボード・マウスの距離が近すぎる
 ↓
マウスを持つ手が手首しかデスクに乗っていない
 ↓
腕・肘を置く場所がないから、無意識に肘をデスクの位置まで上げる
 ↓
肩が上がった状態で長時間パソコンと向き合い慢性的な肩こりになる
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手のしびれ発生

デスクを大きくすることは部屋のサイズ的に厳しいので、肘を支えるためのアームレストを購入することにしました。
見た目は若干おもちゃみたいな感じですが、取り外しも簡単で大きすぎないサイズなので〇です。支えあり・なしでは、肩の力の入れ具合が違うことを体感しました。
今は、しびれも解消し余計な力を入れることもなくなり、アームレストを購入してよかったと思っています。

デスクの大きさ・高さ、椅子の高さ、体の大きさなど自分に合ったバランス・位置関係でないと気付かないうちに疲労が蓄積していることを身をもって体験した出来事でした。

まとめ

他にも快適にするため導入したもの・ことがありますが、今回は自身にとって大きく変化を与えた話を書きました。

振り返ってみると、はじめから完全な環境を整えるのは難しいですが、ある程度(体に支障でないくらい)は準備しておかないといけなかったなという反省もあります。

リモートワークになったことで、生活環境が大きく変わり、自分にとって快適な環境・空間とは何か考える機会が増え、いい経験になったと思います。

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