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◆関係構造の類似性を使う「譬えによる議論」はロゴスのみならずエトスとパトスの説得も取り込んでいることを指摘する香西秀信「「譬え」による議論の修辞学的分析」が、自分が同ロジックを好む理由を明らかにしてくれた。香西は同議論と「類似からの議論」を区別する(「正義原則と類似からの議論」。

◆理論と実践(1)「理論だけ」「実践だけ」とどちらかに振り切ってしまうのではなく、理論・実践の深みを見据えつつ、その「あいだ」「あわい」「接触面」を探究する。理論と実践を繋ぐものとして今のところ、レトリック論(言語哲学ー言語技術)と決疑論(事例比較、類似からの議論)が最有力候補。