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金魚なら、良かったのか?買ってきた スーパーボールで、我慢してくれ…

【日本への影響は!?】中国の肺ペスト報道を武田邦彦解説

蛍狩

5年前

プラットホームの金魚

5年前
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懐古から邂逅

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よなよな流れ猫

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僻の壁

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金魚宙

6年前

卯の花腐し折れた枝

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はぐれたわけになく

6年前

吾亦紅

6年前

長い秋

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愛の底~底を知る

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7年前

雨の日はロールケーキ

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潜水魚

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つゆのひと

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然うしてひとは

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命の仮住まい

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燦々

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おサル電車

7年前

愛は主観と思ふ。 すれ違うだけのようにみえて、 それは行きかふこと。 辻に留まる流動はなく、 だれも競争者ではない。 能動のはじまりとおわりにあるもの。 愛は主観と思ふ。

7年前

花は割くもの

7年前

怒濤に無みするものあり。のちに 漣に果無むものあり。 僥倖の先にあるもの。 奇禍の先にあるもの。 しとねの端に寄せては返す波のようなもの。 一蓮托生、波は還るもの。それならばと 白波も仰向く。

7年前

群像

7年前

雪のち春

7年前

屋根と屋根のあいだに

7年前

月はまるくないほうがいい。 つるんと 盗まれてしまわぬよう空に 引っ掛かけておく。明日も 会えるといい。 月がまるくなってしまう日は少し 怖くなる。不知夜に待つキボウ。

7年前

川に産まれる

7年前

月が張りぼてなら兎は何か

7年前

生まれること

7年前

夜舟

7年前

灯鳥の鳴くころに

7年前

温かいものを恋しくいられる朝は、 あと何れくらいやってくるだろう。 春知らせる鳥が、 四丁目先までやってきていると今朝に聞いた。 そのうちに 丁度いいがやってくる。 丁度いいは、暖かくも冷たくもないけれど 丁度いいからいいんだ。 ちょうどいい、ちょうどいいって鳴きながら

7年前

雪の日

7年前

底を知る

7年前

金魚のふん

7年前

花摘

7年前

ふたつのカラダ

7年前

囀り

7年前

無風

7年前

薄灯りの部屋でドーナッツを齧む。 唇の端から溢れた背徳が、 灯りのない床にぽつり落ちた。 わたしは、その背徳を拾い 清清と屑入れに投げる。 明日は護美の日だからと唇が動く。 明日が護美の日でなければ、 ドーナッツを齧ることはなかった。

7年前

ひとは嘘をつく生き物だし、 鏡像を好む。そこに、 わたしがふたりいる。 そこには、写像が与えられ無限が生まれる。 わたしが無限になれば、 あなたも無限になるでしょう。だって、 あなたとわたしは同じものだから。ただ、 ふたりしか生まれない世界なのだから。

7年前

夢成らず、ただ泳ぎつづけるしかなくとも 諦めることはなにもなく。 海の際の明るむを繰り返し見遣る。 沈むもの昇るもの敷衍してまで その価値に魅入られれば、 盲目に溺れてしまうだろう。 それよりも一片の木片を掴む その手を忘れないでいるのがいい。

7年前

満ち欠けるもの

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春宵

7年前

2月5日(日曜日)雨

7年前