1976年に書いた前出の書でフロムが財産と貪欲を中心としない社会の例として挙げているのが日本である 「私」の感覚に集中し、そのかけがえのない経験を知るには、外部からの雑音に煩わされない環境が必要である。SNSを一日中チェックするような生活では静かな生き方の価値を忘れてしまう

日本人は強制されるのが嫌い。だが、強制ではなく洗脳なら受け入れてしまう 洗脳を解くために正しいことを強制されるのは嫌うから、洗脳状態を延々と続けてしまう 結果自ら不幸にひた走り、自らを省みようとしない 皆で一緒に不幸になる道が最も愚かである 愚かさを痛感しないと前へは進めない