なんで私は友だちにこんなに写真撮らせたいんだろう。撮った写真を多くの人に見てもらいたいんだろう。そして、こんだけ会うたび会うたび「野田さんの写真は最高だよ!」と言い続けてるのに「たまに褒めるね」と言われるのはなぜだろう。ちっとも響かない言葉しかかけられてないってことなんだなぁ。
撮影せずにいられない、私が書かずにいられないのと同じく。息をするように書く。息をするように撮影する。という想像。仕事にすれば一番時間をかけられる。仕事にすると飲み込まなくてはならないこともある。そのせめぎ合い。という想像。表現者として先をいく彼の姿を前に自分はどうするのかと問う。