大永元年(1521)11月3日は甲斐国守護・武田信虎の嫡男として武田晴信(信玄)が生まれた日。信虎の甲斐統一戦の最中で躑躅ヶ崎館ではなく大井夫人の避難先の要害山城で生まれた。前月の飯田河原合戦で今川軍に勝利した直後に生まれた男子だったため勝千代(太郎とも)と命名したとされる。