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水声社/マリオ・レブレーロ/寺尾隆吉=訳『場所』話。理由も前兆もなく、あるとき見知らぬ部屋で目覚めるところから始まる奇怪な物語。安易に不条理という表現で片付けるのは憚られるが、部屋を抜けると別の部屋があり、終わりがない迷路をさまよう状況は悪夢のような不気味さと絶望感に満ちている。

作品社/ロバート・クーヴァー=著/上岡信雄・馬籠清子=訳『ゴーストタウン』http://www.sakuhinsha.com/oversea/26238.html 水声社/マリオ・レブレーロ=著/寺尾隆吉=訳『場所』 http://www.suiseisha.net/blog/?p=6896 上記2冊を入手。レブレーロ作品は初めて読むので楽しみ。