夜泣きも徘徊もないのに、今まで目覚めたような時間帯に起きてしまう。そして思い起こす。いつ頃からジーク太郎が弱り始めたから、認知症になったのか。17歳誕生日のころからの便漏が一番に頭に浮かぶけど、チュール買い始めたのが昨年5月。獣医に認知症やら足腰より弱さの指摘を受けたのもその頃だ

ジーク太郎とフリート新之助とに支えられてきたこの17年半だったけど、もっとらその前の自分史を強く思い出して表現したいから始めたのがNote。それを待っていたようにジーク太郎は去ってしまった。でも今ならいつでもパソコン開かずともここで私の思いが出せるんだよ。それは幸せだよ。

昨晩は太郎がオシッコせた夢を見た。スーパーワイドのシートの上に。夢を見たというよりも現実の感覚だったな。今朝の夢は意味不明で気持ちの良い夢ではなかった。暑いのか寒いのかわからない冷房調整で寝てるみたいで。毎晩夜になると力が失せる。起きたら隣にジーク太郎がいないから悲しい。

そして今も、恐らくはNote始めたのが大きなきっかけなんだけど、新たなスタートが出来る気持ちに私は既に切り替えてる。その一歩の反応が今もあったよ。ジーク太郎は行っちゃったけどさ。

仕事中に毎日かなりの時間をジーク太郎抱っこしていたのにいない。昨日よりも今日の方がずっと寂しい。

ジーク太郎が隣にいるのに、バーチャルでここにいきたいとか、このスマホ見てる私のやってることが太郎、わかっていて、私を自由にさせたいと思っていたのかなぁ。獣医にホテル預かりは断られたけど入院なら大丈夫かな、Jコムに来てもらってもシート敷きまくりは困るなとかこの1週間考えていた私。

先週、自分の気持ちの捌け口としてNoteを上手く使えそうだと見つけたら途端にジーク太郎の訃報。この使い方を見つけたから自分の役目は終わった時ジーク太郎が感じたのではないかとも思ってしまう。吐くだけ吐くのが今は私にとって大事だと思うから吐き続けます。

ついこの間まではこれをした時にはフリート新之助がいた。だったのが、徐々に同じ気持ちがこの間はジーク太郎がいた、に置き換わっている。ただただ悲しい。このまま私もジーク太郎とフリート新之助と会える世界に行ってしまえたらどんなに良いかも思う。誰もが通る喪失感なのだろうけど。

新之助が亡くなった時はすぐに涙が出て、これからは太郎がいるから、と思ったのだけど、太郎の時は既に老衰でいなくてもいても感覚が余り変わらなかったので現実を感じるのに時間がかかるけど、スーパーカップ2つ食べたらお腹壊すし、テレビ見ても全く頭に入らないし思った以上に疲れているみたい。

毎日こうして飽きもせずにスマホいじってニュースみたりゲームしている隣に必ずジーク太郎がいた。大人しかった。骨壷を置いている今と正直変わらないのだけど、さわれない、面倒見られない、事実が少しずつ私の中に浸透してくる。パットロスだ。昼間は仕事がアルカリどうにか最低限の力はだせるけど。