中沢「吉本さんがご老人のことを超人間といっていることは、思考を開くための一つの突破口だと思います」吉本「言葉の突破口です」中沢「可能性が閉ざされていくのが老人ではなく、むしろ輪廻の中にある身体運動や現象から自由になった心というものが、自分の中で実感される存在が老人である」