「なんにも用事はないけれど、 汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」 内田百閒「阿房列車」の出だし 年を重ねてこのところ こんな心境になった ただぼおーと、 ぼんやりと旅したい 阿房に近づいたか いや、百閒のユーモアが好きなのだ