『必殺仕事人』第1話を観たが(初見ではないと思う)凄い。緒方拳の迫力で藤枝梅安を映画化したのならシン・必殺仕事人はこの1話を丁寧に映画化しても良いのではないかと思うくらい良い。BSテレ朝が78話で表の仕事で「失敗したら八王子」なんて主水を観たので尚更1話の八王子から江戸へ印象的。
『#必殺仕事人』左門が家を空けている間に町奉行の不意打ちで涼は絶命,美鈴は記憶喪失。仕事人は解散となり橋の袂で主水達は巡礼に旅立つ左門を待っていた。主水「待ちな。落ち着く先が決まったら知らせてくれ」左門「いや。知らせねえ」主水「じゃ。二度とこの橋を渡って帰って来るんじゃねえぜ」
『#必殺仕事人』最終回第84話「散り技仕事人危機激進斬り」話の発端は連続スリ殺し。女スリが犯人を暴くが殺されてしまう。犯人は小伝馬町の罪人を手先に使う町奉行一味。女スリの末期の言葉から主水と秀が仕事人と町奉行達に目を付けられ偽の木更津詣までされ小伝馬町で罠を仕掛けられるが返り討ち
MXTVで再放送の『#必殺仕事人』が最終回かと勘違いしたのはとにかく長寿番組だったせい。元は前作の低迷を受けて本作で必殺シリーズは打ち切りの予定だった。そこでスタッフが原点回帰を狙い,中村主水と左門・秀というチームが人気を得て何と全84話。その人気を受けて新,Ⅲ,Ⅳ,Ⅴが作られた
31話で仕事の後金を夜鷹に返さないかという3代目元締・木村功に「冗談じゃねえおれは貰うぜ」とは啖呵を切ったのは意外にも秀。実は番組前半で夜鷹の姉に感情移入したところを中村主水にぶっ飛ばされている。まだ武器は簪ではなく,むさ苦しい髪型だったりもするが青臭い #必殺仕事人 から脱皮中
31話「弓技標的はずし」時代劇の無法は試斬りだが必殺は試し撃ち。幕末の暗闇仕留人#2では大砲の試し撃ちだったり。弓奉行(田中浩)は猟奇的な妻(ひろみどり)のため試し射り。弟のために夜鷹となった姉(讃岐ゆう子)を射殺。夜鷹の女将(根岸明美)は3代目元締の幼馴染だったので木更津詣か。
『#必殺仕事人』全84話の長丁場もついに最終回。町奉行一味は強敵だが発端はスリ。主水と秀が目を付けられたのは女スリの末期の言葉と,最終回だからという大袈裟さがなくて良い。闇の仕事人は平時が有事。木更津の元締が偽りの仕事を受けたのは落とし前は自分でつける掟からか。仕事人これにて解散
#仕事人 に厚みを持たせるのが元締。会とかになるとややこしいが。第3話で初回の緊張感を取り戻したと思えたのは鹿蔵の存在。でも秀のひと言に同感。今回は凄かったのは田中真里。主水が「二人は相惚れ」と痴話喧嘩を諭した屑な男は石田信之。でも屑男を殺る話ではなくて驚きの展開はタイトルの通り
『#必殺仕事人』第79話左門「おしまのために仕事しよう」主水「しょうがねえだろ」最終回も近くなったせいか必殺仕事人(やはり仕置人や助け人とは流儀が違うんだよね)の原点を確認しようみたいなエピソード。冒頭から秀の仕事だがその後で「しばらく大人しく」と慎重な主水に茶々入れる秀成長した
『必殺仕事人』第2話「主水おびえる! 闇に光る眼は誰か?」あっという間に普通のTVドラマに復調。必殺!じゃない映画の夢を見せてくれた第1話みたいな展開を続けられなかったのはあれで脚本など長丁場を続けられない、もう1つは秀の描き方が難しかったということなのだろ。江木俊夫では中途半端
『#必殺仕事人』第1話「主水の浮気は成功するか」MXで今日から初代。この夏は地上波BS各局含めて 1日に仕事人を日に4回観られた。実は初代はBSテレ朝でも再放送中で本日第78話だったので1日に初代の前半と後半が見られることになる。最終話が84話なのであと1週間くらいは楽しめるはず
『#必殺仕事人』第50回 嘘技無用試し斬り。今回の標的は仕官話で浪人を騙す藩役人と商人。浪人の立場に思い入れのある左門が寝床を抜け出し秀に相談するのを涼が聴いていたのでもしかして涼と左門が危うい回(最終回?)かと思ったらそれは84回でまだ折り返しだった。とにかく悪人の脚本は尽きず