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人の名誉は命よりも重い 他人の名誉をみだりに穢してはならない それを理解できない愚か者とは問答無用で縁を切る方針だが、問題は名誉感情のあり方は人それぞれである事 男だった過去は黒歴史そのもので 話題にされるだけで あたしにはひどく屈辱的だ ならばこのアカウントは何故あるのか?

男性時代の悲願は親と縁を切ること それにしては最後はじつにあっさり 親に許可なく引っ越しして 新居の住所を教えずにいたら あちらは追いかけて来れなくて はい!絶縁完了 なんでこんなにあっさり片付いたのか ずっと疑問だったんだけど え?スキンヘッドの怖いおじさんだったから💥💥💥

ウチの彼は艶福家で 近所のセブンイレブンの女の子に きょうはプレゼントを届けに行った 女の子にちゃんと(不審がられず)受け取らせる力量があるのは大したもの 男だった頃なら一緒に行って彼女に『かわいい💕』って言ってれば済んだけど 女が同伴しちゃまずいから あたしは駐車場に隠れてた

性転換前夜の2019年 使い切れないほどお金を稼いでいたわたし(というか“彼”は)LGBTについて調べる傍ら、女物の服を買い漁っていた 現在愛用中の服の多くはあの頃の品 しかも未だに未開封多数 何を買ったか全く憶えてないので ダンボールからの底から プレゼントが突然出現する感覚

実直に言って自分の身体がオトコって地獄、よく耐えたね あの頃自分の身体で柔らかい部分ってペニスの先端部(亀頭)くらいしか無くって、この柔らかさはいいなって思ってた。硬いちんぽでオンナを犯すって話とずいぶん違うねって 男性時代の亀頭部と いまのあたしの顔の素肌 柔らかさ同じくらい

テストステロンに象徴される 男性的闘争心が尽きてしまうと 外界と闘争する能力が尽きてしまって この世は怖い場所になる 暗い場所が怖い 見ず知らずの他人が怖い 家の外で物音がするだけで不安 知らない人が家に侵入してきたらどうしよう 男性時代には想像したこともなかった 根拠無き不安

かつて男性だったその人を同じ自分とは到底思えず、見方によれば“彼”はあたしの唯一の肉親 この世を生きるのに適さないあたしが なんとか生きてゆけるようにと あたしでも出来る仕事に就いて業界資格も取って生活を安定させてから“彼”は死んだ 遺産で生きているあたし 資格者証はあの人の遺影

この世から出てゆきたい という夢を叶えよう! そのために真剣に努力しよう 男だった頃は何とも説明しがたい、この世そのものへの責任感があった気がする。男尊女卑を考えれば、今の世の中を作ったのは100%男 女なのかオカマなのか知らんけど 男じゃないあたしには この世への責任はない

わたし自身は首尾よく逃げ切れたから良いものの、中途半端な位置に不時着して動けなくなってしまって人生台無しになってしまったMtF(男→女)に対し恐怖心を伴う共感を覚えるのは ほかならぬわたし自身が かつては中途半端オカマだったからだ ゲイ/オカマの二択しか許されない 悲惨な男性時代

思い出すことも無い男性時代 ホモにモテまくった話は何度かしたが ノーマル異性愛者として 女と恋仲になると 究極の問題にぶち当たる 恋愛感情が高まり性衝動が生じても 女を突く棒が使えない そこをどう回避する? ムリゲーじゃん!! 最初から女なら棒なんて無いのさ! ざまーみろ!!!

『エーテル体とアストラル体』 過去のマガジンの名前です 女の子になりたい、と願うよりも わたしはオカルト修行に没頭していて 『エーテル体が大きくなりすぎてしまって』それ以上男性でいるのが不可能になって、女になったら悟りを開いた そんな無謀な経緯だから 男性時代の記憶は修行だけ

久しぶりにファミレスに行ったら 目の前に鏡があって テーブルの向こうの顔と 存分に見つめ合ってふと思う 性転換の体験談には登場しないけどさ 目つきや視線にも性別はあって 鏡に映るこの子は女の目つきで女の視線 女性ホルモンで? 否、もしかして男性時代も目つきだけ女だったのか??

ちょっと不思議な話、 睡眠からこの世に戻ってくるときにね、背中にフォークみたいなのを刺して、そこからムリヤリ肉体に潜り込むのね、 うまく刺さらなくて肉体に戻れなくて いつも寝過ごしていた男性時代 女性化したいまでは 着ぐるみに入り込む感じが無くて 背骨からすぐに肉体に戻れるの!

そっか人生は時間でできているんだね! せいいっぱい生きて 最期はたっぷり死を堪能すればいい これもまた経験、なんて言う気も起きないくらい真っ黒な黒歴史でしかない男性時代、人生の貴重な時間を無駄にしたとしか思えないんだけど たぶん残り寿命は数年 最後にやっと地上に出てくる蝉みたい

深夜、女の子とふたり旅

子どもの頃、自分が女の子ではないことに葛藤して、、という記憶はあたしには無い 男性時代の記憶がひどく曖昧で 親に虐待されてたことも 正確には思い出せないし あたしには少女時代が存在しないのと 同じくらい少年時代も存在していない やがてこの世から去り ついにこの世そのものを忘れる

自分がどんな人生を生きてきたのか 思い出せない いくつか 『たしかに自分が体験したことだろう』 と思えるものが残っていても 事実関係を照合するのは不可能で 男性時代は被差別民で 子どもの頃は虐められていて いま初めて『女性としてふつう』だが この世には興味が持てなくなっていて

男女の境界線、見た目の印象が男か女か じつはもうひとつ境界線があって それは男性時代のわたしを知る人がギリギリわたしを男として見れる臨界 そこを超えることは、あちらから見ると喪失体験でダメージも大きいらしい あの頃のわたしはもういない あの頃の関係は残せない 性転換は他者にも過酷

男性時代屈辱的だったこと 近くのファミレスに行くと テーブルと椅子の隙間が狭いわけですよ そのままだと座れないから 先に前足を突っ込んで 重心を移して着席したら 後ろ足をしまう これがひどく屈辱的だった 女は横向いて尻から座って 前に向き直すだけ! 尻を使った動作が出来ない屈辱

後から振り返れば 運命とはほんとうに奇妙なもので 現実では男なのに『女性として』全力で占星術の授業をしていた2020年 生身のこの肉体が女性へと変貌していった2021年は全く執筆できず 現実世界で女性として遇されるのが当然になった2022年の今、2年前の原稿が突然価値を帯びてきた