濁り鮒雨の渋滞するほどに 【季語】濁り鮒 仲夏 土砂降りである。傘が意味をなさぬほど、あっという間に膝より下が水に浸かったよう。こんな日は視界も悪いからか渋滞になる。 身動きを取れない人間を尻目に鮒は水かさを増した川を遡上してゆく。