7月4日、渡辺淳一文学館に行った。写真のレモネードは渡辺先生のお気に入りだったらしい。癖がなくて美味しかった。 すごく昔、『源氏に愛された女たち』が出版された時の講演会で、握手とサインをして貰った。 展示を見ながらしみじみ感じたけれど、あの頃の私は文学をやりたかったんだよなぁ。
有り得ないことを小説の土台にするのも…どうかなぁ~って思う自分がいる一方で、ありふれた人生に着色しても…たいして面白くもないのである。偶然とか、奇跡とか…日常のどこかに散りばめて、現実との差を意識して書こうとすると…クリスタルアートを宿にする「ヤドカリ」が頭に出てくる。