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それでも愛用のPatagonia製品はまだPFCフリー製品ではないのでしょうし、ここ数日の雨で着用していたトレントシェルがほぼ完全に雨粒を弾くのを見つめながら、肉眼では見えない世界で一体何が起こっているのだろう、私が歩くたびに路上にはPFCが流れ落ちているのか、というジレンマも…

Patagoniaは15年以上の歳月をかけ現在PFCフリーに対する取り組みの最終局面にあるそうです。食品にも取り組んでいて、先日偶然にもキャンプ用品の売り場でスパイスを見つけ改めて食への取り組みも知りました。全てのものがそうなるにはまだ時間がかかるでしょうが、消費は投資でもある。

ジレンマはジレンマとして受け止め、これをストレスとして自分の思考から排除しないことが大切だというのが、哲学にも共通する思考ではないかと思っています。解決の術のないことを考えるのは苦しいことですが、その苦しみもまた、解決を求めるための契機や動機なのだと考え、受け止めたいと思います。