森下伸也

人が笑うための要素とは?

人が笑うための要素とは?

今回のネタは?今回は放送大学の2018年開設の特別講義「笑いの哲学~コントで分析~」を取り上げます。 社会学者の森下伸也氏がななめ45°のコントから笑いを分析するというものです。 ネタバレしない程度にこの放送授業は、ガッツリ勉強するというよりは、正統派のコントって、こんな要素があるのね…的に眺めるくらいがよさそうです。というのも、一応、放送大学が制作する教養番組ですから、学術的なテイストは残しつつ、ななめ45°をボケ殺さない演出が生み出したテレビ授業だと思います。 個人

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ユーモアという政治技術|森下伸也

ユーモアという政治技術|森下伸也

文・森下伸也(関西大学名誉教授・日本笑い学会会長) ユーモアは取り扱いがむずかしい。笑わそうとして、白けられたり、知らんぷりされたり、愛想笑いされたり、失笑されたり、場合によっては怒りを買ったりする。 笑わされる側もむずかしい。その言葉、冗談のつもり? どういう意味? 寒いんだけど? それで笑えってかい? などなど。冗談というのは、発し手も受け手も、相手の反応を読みにくいものだ。 冗談の成否は、冗談のネタや発し方、発し手・受け手双方のユーモア能力、そして発せられるときの

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