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【百年ニュース】1921(大正10)6月10日(金) 旧肥前佐賀藩主の鍋島直大(74)が危篤状態となる。1861(文久元)16歳で父鍋島直正から佐賀藩主を継ぎ,1871(明治4)廃藩置県で佐賀藩知事となるが辞し,岩倉使節団に随行し米国と英国留学(オックスフォード)。のちイタリア公使となった。

【百年ニュース】1920(大正9)5月8日(土)鍋島直正(閑叟)の五十年祭(1871年逝去)。鍋島家の菩提寺である麻布賢崇寺での墓前祭に続き、永田町の鍋島直大侯爵本邸(現在の首相官邸の敷地)にて霊前祭。閑叟の孫である梨本宮守正王妃伊都子はじめ鍋島家関係者、大隈重信等旧佐賀藩関係者40名ほどが出席。