日本史の論点ていう本読んだ。各時代に五、六個論点がまとまってあるんだけど、時代間で結構大きな矛盾があって。例えば江戸時代は実は身分に囚われてはいなかったと言いながら、明治時代で江戸時代の身分は固定されていたと書かれていたり、お互いのエリアを統括的にチェックしなかったようである。

素直に考えるには、無駄なことを考え抜かねばそのルートにたどり着かない。色んな余事象を通ってようやく本来の王道の正しさと意義に気づかされる。意外と勉強してる人がこの考えに気づかない。実験と一緒で、先ずは間違えても良いから自分なりのアプローチをしてみよう。ヒントは後からついてくる。

嘗て、ノー勉で定期試験に出陣し、見事散っていった志士がいた。そいつはよりによってその試験科目最大の難関・数３で直前までノールックでガチで試験にタイマン張ったのだった。そのときの奴の勇気に比べれば、東リベなぞ、子供の遊びに等しい。

見えるのか、そこから。坂の上の雲が。問われた若人はこう応えた、「私の目には映っています、青い空に芽吹くあの雲の尾が。」歴史は静かに、その瞳に時の流れを刻もうとした。