天文23年(1554)11月1日は出雲の尼子晴久が叔父国久とその嫡男誠久ら新宮党を粛正した日。尼子氏の本拠である月山富田城の北麓にある新宮谷に居館を構え新宮党と呼ばれた。一族最強といわれたが本家を脅かす力を持ったため家中で軋轢があった。この粛正で晴久による権力の集中が行われた。