「耳を信じて目を信ぜず、近きを棄てて遠きを取り候事、是非に及ばず、誠に学者の痛病に候」 ー山鹿素行 (自分の歴史家としての成熟と開眼とを回想して) 遠くのものを耳できくこと、 近くのものを目で観ること。 (小林秀雄「考えるヒント2」の一節をもとに)