ポディウム

2022年、カレラは新Phibraでリスタートします。

イタリアのレーシングフレームメーカーCarreraは新体制になりました。創業者のダビデ・ボイファーバから、息子のシモーネへと世代交代し、新しい社屋とスタッフでスタートを切っています。

次回、紹介するときはイタリアへ行き……と思っていたのですが、行けないまま多くの時間が過ぎてしまいました。予定していたニューモデルのリリースも遅れてしまい、ご迷惑をおかけしております。というわけで、ここしばらくニュー

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サドルに正しく座るとは……

前回はペダリング時の足と脚の動き、さらにクリートの設定について考えました。今回はサイクリストと自転車のもう1つの接点、サドルです。

ルカ
ここ20年間、プロ選手たちとのやり取りは戦いでした。多くの人は問題が発生するまで、自分が間違っていたということを認めません。
サドルメーカーは、正しく座ってもらうことを前提にサドルを研究開発しています。サドル中央部の穴やその他の工夫も、正しく座ることを前提とし

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再び、FSAへ便りを出してみる

拝復

いつの間にか残暑も終わり、金木犀の甘く優しい仄(ほの)かな香りがする季節となりました。いつもであれば、新緑の中で行なわれるはずのジロ・デ・イタリアが、ハロウィンが近づいた頃に佳境を迎えているなんて、今年は本当に不思議な一年です。そして、粗野な言葉遣いの拙い文章に目を通し、返事をいただけたことも未だに不思議な感じがします。いただいたメッセージに目を通し、この僥倖に乗じて、もう少しだけK-Fo

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FSAと日本のショップの往復書簡

これから書くことは、取引先であり、FSAをはじめスポーツバイクの製品を輸入しているポディウムの営業マンに、以前から尋ねてきたことだ。もしかしたら、FSAから返事が貰えるかもしれないというので、淡い期待を抱きつつ、ブログのネタになるかもしれないので備忘録として記しておこうと思う。

僕は東京の近郊にあるバイクショップのオーナーだ。パンク修理も経理も一人で行なう小さいなショップで、今から20年ほど前に

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スポーツ人間工学が導き出した、ペダルとシューズの正しい位置を知る

2回にわたって総合的な視点からの話が続きました。今回は身体のパーツからアプローチします。サイクリストと自転車の3つの接点、ペダル、サドル、ハンドルのうち、ペダルについて考えてみましょう。

効率的なペダリングを支えるクリートの位置

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idmatchでは足のバランスポイントという表現を使っていますが、正しいクリートの取付け位置について、どのように考えていますか?

ルカ
バランスポイントを説明

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ベストポジションの目指す場所

いいポジションとはパフォーマンスの落ち込みを抑えるポジションのことです。トレーニングの究極の目的である平均速度の向上に大きく役立ち、快適で身体に障害を発生させません。

idmatchは他のバイクフィットサービスよりも格段に分かりやすく、短時間に、手軽に安全なライディングフォームを手にすることができます。

そこで詳しい話をする前に、まずは動画で全体の流れをつかんでみて下さい。

ということを前提

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idmatchのはじまり

最適なライディングフォームを導き出す、イタリアのバイクフィットプログラム idmatchバイクラボの創始者ルカ・バルトリ博士の話を紹介します。

ーー
あなたがバイクフィットを始めた経緯は?

ルカ
イタリアで体育学を専攻していた時に生理学への興味がわき、卒業後、アメリカのピッツバーグ大学大学院に進みました。生理学とバイオメカニクス(人体工学)を組み合わせた研究は、外科手術の工程を研究するために利

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ワイパーと洗濯ばさみと、僕の自転車

無駄なく簡素、機能的で美しい。
僕は自動車のワイパーをみると、いつも感心させられる。なにしろ100年以上も前に考案されたというのに、いまも見事に現役だ。国家元首が乗る数千万円もするであろうリムジンも、若者が初めて買う中古の軽自動車も構造は一緒。ゴムのブレードが左右に動いて水滴とホコリを端に寄せる。

コストを無視すれば、もっと他にも方法はあるらしい。そりゃ、そうだろう。でも、最先端を謳う電気自動車

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フレンチフライの王様

ポメスキング。

ドイツでMTB選手をしていた12年間、僕はそう呼ばれていた。ポメスとはフレンチフライのことで、僕はその王様というわけだ。

僕の名前はステイン・デフェルム。ステインサイクルズという小さな会社のオーナーであり、テストライダーで、雑用もこなす台湾在住のフラミッシュだ。日本人の妻がいて、友達は僕のことをポメスキングではなく、ステインと呼ぶ。

僕が生まれ育ったベルギーのフランドル地方は

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Lightweightが紡いでいくもの

“究極の回転体”として絶大なる人気を誇るドイツの超高級ホイールメーカーLightweight。2003年、創業者ハインツ・オーバーマイヤーから経営を引き継ぎ、今日まで育て上げたのがウィスラーグループのエルハルト・ウィスラーです。今回は彼のショートインタビューをお届けします。

エルハルト・ウィスラー
WISSLER GROUPの創業者。同グループは農業機械や建築、航空機、医療機器、通信衛星などの部

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