アルフレッド・ヒチコック

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『ファム・ファタール』 そのエロティックかつサスペンスフルな冒頭のケイパー・シーンの音楽が、性行為のメタファーと云われるラヴェルの「ボレロ」を思わせる、シンプルなモティーフを延々と繰り返し、緩やかなクレシェンドで「上り詰める」音楽で、ニヤニヤしてしまった。

1か月前

『ファム・ファタール』 ヒチコックも窃視症的だったが、ディ・パーマも同類、エロティックなシークェンスで腕を見せる。ボディー・ダブルのダンス・シーンはポーン以上にセンジュアルだったが、ファム・ファタールのふたつのエロティック・シーンも素晴らしく蠱惑的。

1か月前

『ファム・ファタール』 ヒチコックのめまいを模したObsessionというディ・パーマ映画があった。面白いが無理を重ねすぎたプロットだった。やはりヒチコックの裏窓にヒントを得たボディー・ダブルでそのへんはかなり修正されたが、ファム・ファタールはまた無理筋に戻った感がある。

1か月前