ことば遣い編

綺麗なことばをつかおうよ

呼吸は無意識と意識の間にあり、 勝手にしているものでもあるけど 呼気を長くしリラックス効果を高めることができる 珍しい活動です。 ことばもそうだと考えています。 いつでも綺麗なことばを使うのは野暮ですが、 その場その場に合わせて綺麗なことばを使うのは マナーでもあるし演出です。 女性を口説く時と商談の時と、 絶対ことばは変わりますよね。 そして流行もあるし時代のセンスや 年齢や空気感、前後の流れなど、 汲み取ってのことばは芸術でもあります。 その演出家はあなた自信な

文章が綺麗に整う「語尾」「粒度」「補足詞」のこつ|ことば遣い編②|逢坂 千紘

 こんにちは、逢坂千紘(あいさかちひろ)です。  前回の「馬から落馬しちゃいけない?重ね重ね重々に重言を検討」では、重複表現の効果や是非について触れながら、校正の攻守の魅力、制作行程で作品の「圧」を調整する話をしました。  第二回では、その「圧」について、ことば遣いにまつわる具体例を見ながら、詳細イメージを共有してみようと思います。どうかお付き合いくださればさいわいです。 ※あくまで私の経験や個人的な考えをつづっております。その点どうか差し引きしながらご味読いただければ

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馬から落馬しちゃいけない?重ね重ね重々に重言を検討|ことば遣い編①|逢坂 千紘

 ご無沙汰しております、今月から新連載の逢坂千紘(あいさかちひろ)です。  前回の連載『物書きのための校正教室』からさらに踏み込んでいきますが、両連載の基礎をなしている通奏低音は連載タイトルそのまま「ことばの両利きになる」ことです。  校正という技術に興味がある物書きのかたは、「隙のないことばの使いかた」への関心を温めていると思います。英語にも「impeccability of word(インペカビリティ・オブ・ワード)」という概念があって、非の打ち所のないことば遣い、と

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