勝手に増えるが 手間がかかる植物だ 青い芝生とはそのように出来上がる ローマは一日にして成らず そのような言葉が当てはまる 芝生を青々させたければ それ相当の努力と忍耐が必要だ 野次馬根性では成り立たない

青い芝生は 一日で出来ない 何度も刈り込んでいく そうしないと　すぐに伸び放題となって 芝とは非常に面倒臭い さらに　芝生を辞めようと思っても 簡単に根絶しない 一度植えたら最後だ

結局　隣が　うらやましく　見えただけで それで　終り 隣の　青い芝生は 誰よりも　努力していた　という事を 野次馬は　知らなかっただけ ただ何でも　簡単に考えていただけだった 野次馬は　所詮　野次馬だった それ以上でも　それ以下でもない

何をやっても　続かない 隣の芝生は　ずっと　青いのに 自分の　芝は　一本すら生えてこない ずっと　荒野のままだった はじめは　いろいろと教えてくれていた 熊や　カラスも すぐに　何でも　やめてしまう 野次馬に　嫌気が差したのか 何も　言わなくなった

ある馬の話 馬の名前は 野次 通称　野次馬 なんでもかんでも 覗き見て 真似をしようとする 野次馬 通称　物見高 根性は　あまりない 何でも　中途半端に辞めてしまう 最後まで　やり遂げた　ことはない