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僕とファンタズマ

今日はタイトルの通りの内容です。
僕とファンタズマについて筆を走らせます。

ファンタズマはライブをする際などに
もっと凄い作家さんたちがいる中で
毎回、僕に声をかけてくれるんです。
本当に優しい二人です。
ファンタズマとは芸人と作家という
お互いの立場でスゴく良い関係を
築かせて頂いています。

ファンタズマとお仕事をさせて頂くきっかけは
陽菜ちゃんとの関係が大きいと思います。

陽菜ちゃんとはファンタズマを結成する前の
コンビ「七面綺蘭」の頃から交流があり
当時、解散前に相談をしてくれたり
仲良くして頂いてました。

そして解散後にファンタズマを結成。
そして、リーくんとも挨拶をさせて頂きました。
人見知りの僕が直ぐに心を開けたくらいに
リーくんは優しい男です。

そして、僕が大仰な事は言えないですが、
ファンタズマは本当に実力があると思います。
結成して直ぐに劇場メンバーになったのが
何よりの証拠だと思います。

そして、主催ライブを意欲的に打ち
先輩方をゲストとして招く姿勢。
ファンタズマは毎回ゲストの先輩方から
必死に今の自分たちに足りないモノを
吸収しようとしています。
僕はちゃんと吸収して確実に
力を付けていっているのを一番近くで
感じています。

先日、ファンタズマは
M-1の2回戦で敗退してしまいました。
本人たちは勿論悔しかったと思います。
僕も悔しかったです。

しかし、この敗退はかなり意味がある敗退だと
思っています。
何故なら結成して浅い年月で劇場メンバー入り。
その浅い年月でしっかりと結果を残して来た。
じゃあこれから先ファンタズマに必要なモノ、
足りないモノは何なのか。
それを見つける最大のチャンスだと僕は思います。
そして、ソレを見つけたファンタズマは
南海キャンディーズさん以来の
男女コンビでM-1の決勝に行く可能性が
最大にあると信じています。

南海キャンディーズさん、メイプル超合金さん
相席スタートさん、ゆにばーすさん

決勝に進出した数少ない男女コンビの1組に
なる可能性が最大にあると信じています。

ここからは、僕から見た
ファンタズマのネタについて書かせて頂きます。

現在、劇場メンバーの男女コンビは
オーサカクレオパトラさん
翠星チークダンスさん
はるかぜとともにさん
ファンタズマ
ゆうらん飛行
と5組のコンビが所属しています。

細かく書き出せばキリがないのですが
上記の5組の中で“男女”という関係性を
よりネタの中に入れ込んでいるのが
翠星チークダンスさんとファンタズマです。

翠星チークダンスさんは
ネタの中でパワーバランスは
どちらかと言うとちろるさんの方が強いです。
そして、木佐さんが男らしさという部分を
少し世間とはズレた角度で表現して
ちろるさんに罵倒される。
男女コンビのパワーバランスは
女性の方が強い事が多いのですが、
翠星チークダンスさんはこれまでの
パワーバランスの出し方が木佐さんの
キャラクターと合間って新しいスタイルだと
僕は思っています。

そして、ファンタズマでいうと
このパワーバランスがどちらにも
偏っていないんです。
リーくんが世間の何かに対して怒りながら
流暢に偏見を言う。
この偏見が見てる側より少し斜め上の
「あるある」を言うので
「言われてみると確かに」と見てる側は
引き込まれる。

そのリーくんの発言に対して
陽菜ちゃんが女性目線でしっかりと
リーくんをバッサリ切るツッコミをする。
それに対してリーくんがまた、偏った屁理屈を言う。
これが、割とネタの序盤からオチまで
一貫性を持って3分、4分と続く。
一つのテーマで脱線せずにしっかりと
右肩上がりのネタになっている。

僕個人的にはここに何かもう一つ
ファンタズマならではのシステムが
乗っかった時に翠星チークダンスさんとも
引けを取らないくらいの戦いが
出来ると思っております。

どの男女コンビも勿論とてつもなく
化け物じみた面白過ぎるネタをされておられます。

審査をさせてもらう際は勿論
親しいからとかそういった事は一切
考えずにフラットに見させてもらっています。

偉そうな言い方になってしまいますが
しがない作家ですが、個人的には
ファンタズマはもう少しだけ
ネタのテンポを落としてお客さんに
聞かせる意識とリーくんが斜め上の
「あるある」を言うのでお客さんに
少しだけ「あるある」を理解する時間を
作っても良いのかなと考えたりもしています。

ただ、これは言ってしまえば
一作家の考えの意見なので
それらを押し付ける気は全くありません。
自分たちを信じてこれからも
ファンタズマはお客さんに笑いを
届けて欲しいと思っています。

まぁとにかく僕はファンタズマには
ホントにお世話になりっぱなしで
いつかきちんと恩を返したいと思っています。

陽菜ちゃん、リーくん
これからも作家橋本をよろしくお願い致します。
いつかマンゲキで単独ライブをしようね。

恩人の一人
ファンタズマへ。

作家橋本より。

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