デザイナーがもくもく会を主催するまでに本気で準備したこと、気をつけたこと
こんばんは、走るとりといいます。
「もくもく会を開催したい」
そう言いながら半年以上の月日が流れたのですが、ついに人生初のもくもく会を主催したのでご報告です。
この記事はデザイナーとして(個人で)もくもく会を主催してみたいけど、会場選びとか雰囲気作りとかよくわからない!不安!という方の力になればいいなという心持ちで書きました。
もくもく会主催のきっかけ
デザイナーと交流したい
↓
しかし交流するだけではスキルが上がらない、どうしよ
↓
交流も勉強もできるもくもく会に参加しよ!
↓
デザイナーのもくもく会ないじゃん (´・ω・`)
↓
主催しよ
ざっっっくりそんな理由で開催することにしました。
募集はエンジニアさんたちがよく使っている「connpass」というサービスを利用しました。
準備したもの
・Bluetoothスピーカー
キーボードの打音だけがこだまするのも、空気が冷たくなってしまうかなと思い、Bluetoothスピーカーを用意しました。
今回持参したのはSONYのスピーカーですが、より安価なスピーカーでも問題ないと思います。
3COINSのBluetoothスピーカー(1000円くらい)は安くてハイクオリティ。そちらもおすすめです。
・カフェミュージック
Apple Musicを契約しているので、適当にカフェミュージックを選んで流しました。日本語の歌詞は作業を妨げるかなと思い避けました。
普段はUVERworldかアニソンを流して作業するのですが、さすがに自重しました。
・レジャーシート
こじんまりとした部屋だったため、荷物置き場がないことを想定しました。100均で購入したレジャーシートを床に敷いて簡易的な荷物置き場をつくりました。
・電源タップ
コンセントの数は問題なかったのですが、デスクまでの距離が遠かったので電源タップを持参しました(備え付けなし...!)。
・お釣り
当日現金払いだったので、お釣りを用意しました。
connpassの機能でPayPalの事前決済があるので、いつか試したいです。
・お菓子
よかれと思ってアルフォートを持っていきましたが、エアコンの熱で溶けましたwww
ごめんないさいでした。
もくもく会の流れ
スライドを作成し、iPadで紹介しながら会を進行しました。
1.「今日のスケジュールはだいたいこんな感じですねー」と紹介しつつ、トイレの場所、途中退室OK、あとは「とてもゆるい雰囲気で進めたいです!」と念を押させていただきました。
2.会が終わるまで参加者同士が名前を最後まで呼ぶことができなかった、とならないように「積木式自己紹介」を活用してみました。
3.
(1)今日呼んで欲しい名前(HN、本名問わず)
(2)言える範囲でのご職業
(3)内容を発表することで参加者の共通点を探りました
(4)好きな食べ物はカレー、嫌いな食べ物はピーマンなど。伝えたいこと何でも。
自己紹介と雑談で初対面の人たちの空気を和ませるという作戦でした。うまくいったかどうかはぜひマシュマロなどで教えてください...。
長時間のもくもくタイムを、リラックスしながら進めていただきたかったので、たっぷり1時間を使ってアイスブレイクしました。
4.そしてもくもくスタート。猫は正義
参加者の方のもくもく内容
・デザインイベントのレポートをXdで作成
・オンラインサロンのバナー制作課題をPhotoshopで作成
・クライアント提案用のワイヤーフレームをXdで作成
・クリスマスデザインをIllustratorで作成
・ポートフォリオサイトのカンプをXdで作成
デザイナーとしての共通点を見つけるために、どのツールを使って作業をするのかも聞いておいた方がいいのかなと思いました。
共通項を見つければ会話の幅も広がるでしょうし、教えあえる範囲も把握できるかなと。
とくに僕はPhotoshopのレイヤー分けの話とか、聞きたい話が聞けたので満足でした。
会場選びのこだわり
とても大変でした。
譲れなかった条件
・WiFiが問題なく使える
・コンセントがある
・飲食持ち込みができる
・駅徒歩10分以内
・4時間くらいレンタルすることができる
・6人くらいがゆったり座り作業するスペースがある
・参加費が1000円以内で抑えられる
・トイレが室外にある
レンタルスペースを探せば探すほど、安かろう悪かろうが目立ちました。
とくに「1000円以内」で「トイレが室外にあること」という組み合わせがまったく見つかりませんでした。
当初は渋谷で探していたのですが、見つからず。
新宿も見つからず。
あそこもダメ、あそこもダメ、あそこもダメよダメダメ...といった感じ。
最終的に「ここだ!」と決めたのは池袋でした。
駅からやや遠い点を除いてはほぼ条件にぴったりはまったレンタルスペースでした。たぶん今後もリピートすると思います。
やっておけばよかったこと
会場見学
できれば会場間での道のりを写真で撮ったり、コンセントの数とかは事前に確認しておきたかったですね。
リマインド
connpassのメール機能を使って一斉にリマインドを流しておいたらよかったかなと思いました。実際に当日音信なく来られなかった方もいたので、もしかしたら忘れられたのかもしれません...。
専用チャットの用意
参加者の方から「みなさんのおすすめの書籍を教えてほしい!」という声が上がり、とっさにTwitterのグループチャットを作成しました。しかし、おそらく僕の設定ミスでうまくお誘いできなかった方もいました。
Slackだとメール登録とか面倒だし、パッと使えるようなチャットサービスを見つけたいです。
もう一歩踏み込んでやってよかったこと
・ひとり1〜2分くらいの成果物発表の時間を設けた
・初対面だからこそ作品を発表し、レビューをもらうこと
・絶対にけなさない、いいところを見つけて褒める空気感をつくること
僕自身が、他人に作品や作業工程をみられることに対して、とても抵抗を持つタイプでした。自信がない、不安、馬鹿にされるのではないか。なので、もくもく会って実はあんまり好きではなかったんです。
しかし実務をこなしていくうちに、だんだん「人に見てもらった方がむしろメリットがあるのでは」なんてことに気付き始めた最近この頃。
過去の僕のように、作品を見てもらいたいけど抵抗があるという方でも、なるべくオープンでいられるよう、参加者のみなさんに雰囲気作りにご協力いただきました。
賛否両論は大いにあると思いますが、正論ばかりのレビューはキツイです。なのでまずは褒めてほしい。デザイナー、全員褒められて承認欲求満たしたい説。
今回のもくもく会の感想を直接聞いてみた結果
ある程度仲良くなった上で、最後の10分くらいで「今日この会場ってぶっちゃけどうでしたか?」と聞いてみました。
・駅からやや遠い
・ビルを通り過ぎて迷った
・部屋を間違そうになった
・公式のWebサイトもやや不親切
・室内に関しては満足
・少人数のこじんまりとした感じがよかった
アクセスの部分は管理人の案内次第で絶対になんとかなる部分なので、会場の満足度は高いと思いました!(とプラスに受け取ります)
今度募集をかける際は写真などでわかりやすい案内をします。
あと管理人の進行やもくもく会の評価についてはビビって直接聞けませんでしたので、ぜひマシュマロとかTwitterでこっそり教えてください...。
まとめ
準備が大変そうだと思われたかもしれませんが、いろんなことを想定したり、振り返ったりすることがとても好きなのでまったく苦に感じず、むしろめちゃくちゃ楽しんで開催することができました!
もちろん至らない点はたくさんあったと思いますので、その点はPDCAフル回転で改善していきます。
あとは根本的にデザイナーが好き、真面目な人が好きです。そんな人たちばかりが集まってくれたのでとてもありがたかったです。
個人的にはものすごく為になった有意義な会であったと思います。(できれば毎週開催したいくらい...)
なので、きっとまた近いうちに募集をかけると思いますので、そのときはまたどうぞよろしくお願いします。
あらためて初めてのもくもく会にご参加いただいたみなさま、大変ありがとうございました!
【追記】
connpassでアナリティクスが見れたのでスクショ貼っておきます。Twitterとconnpassのアクセスが強いです。ご参考までに。
参考:管理人と朝活について
▼管理人の運営しているブログ
将来の為のwebデザインノート
▼管理人のTwitterアカウント
@hashirutori00
▼朝活を開催しようと思ったきっかけ
朝活のきっかけ・第一回目の告知
▼朝活を始めてよかった!
デザイナー朝活を開催してから変わったこと
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